宅建に合格するための効率的な勉強方法～独学でも合格は可能～

私は41問正解して宅建に合格しました。

不動産業に従事したことはないものの、大学卒業1年目から収益不動産を保有するなど不動産は大好きでした。

区が主催する講義（LEC）があったので参加しました。

そこで学んだことをここでコツとして共有したいと思います。

宅建合格のコツ

ずばり「深入りしない分野を明確に把握する」に尽きると思います。

宅建では明らかに得点しにくい、深追いしてはならない分野があります。

それとは逆に、勉強したら確実に得点できる分野もあります。

得点できる分野で確実に正解することが合格への道だと思います。

宅建の合格点はほかの受験者の成績によって変動します。

平成29年現在、合格率は15%前後くらいになるよう調整されていると思います。

宅建は50問（3分野＋免除分野）で構成されており、各分野内の深追いしてはならない項目について触れたいと思います。

分野１：民法・権利関係

この分野は14問あります。

総じて難易度が高く、得点しにくいです。

当分野は半分の7問正解で良いという意見もありますが、9問は目指してください。

深追い禁止分野以外は、それでも得点する事が十分に可能だと思います。現に私は本試験で12問正解しています。

深入り禁止分野

これらは範囲が広く、専門的になるため、繰り返し過去問を解く程度で構いません。

年によっては簡単な問題も出題されます。

簡単な問題であれば、過去問をしっかり解いていれば十分得点できます。

難しい問題はいくらやっても得点できないと考えていいです。

そのような問題が出題されたときは、他の受験者も得点できません。

合否を分ける要因にはならないということです。

この2分野の範囲の広さはテキストを見るとわかると思います。

テキストを隅々まで読むのは無駄です。過去問中心に最低限の理解で十分です。

分野２：宅建業法

この分野は20問あります。

満点を狙ってください。

頑張れば十分満点も狙えます。

この分野は、出来ないと合格出来ないと考えてください。

16問程度は正解できないと苦しくなると思います。

深入り禁止分野はありません。

重要事項説明の説明や、免許の基準など、情報量が多いと感じる分野もありますが、過去問を繰り返せば出題傾向が見えてきます。

どちらも落とせません。

重要事項説明の分野は、年によっては難しい問題も出ますが、前述した通り、過去問をしっかり繰り返したのちに出来ない問題はほかの受験者もできていません。

分野３：法令上の制限・税・その他

この分野は11問あります。

最も合否を分ける可能性が高い分野です。

ここは記憶するべき情報が多いため、合格者と不合格者の得点差が開きます。

9問正解を目指してください。

深入り禁止分野

深入り分野も過去問は必須です。

私の年は土地区画整理法と不動産鑑定評価基準は易しい問題でした。

それでも別の分野が難しく、私は7問しか正解出来ませんでした。

私は予想より合格点数が低かったのですが、その原因は情けない話この分野で十分に得点することができなかったためです。

逆に得点しやすい分野もあります。

そのような分野は確実に得点する必要があります。

得点しやすい分野

※税金の分野は毎年必ず出題されるわけではありません。

免除分野

この分野は過去問を繰り返してください。

4問は正解できるようになっています。

深入り禁止分野

5つの章立てのうち、2つは深入り禁止です。

どちらかが非常に難しい場合があります。

しかしその場合、もう片方は簡単です。

結果として4問はある程度取れるようになっています。

まとめ

各分野以下の正解数を狙ってください。

この中で貯金するとすればやはり宅建業法です。

18問正解できれば合格に近づきます。

深入り禁止分野は無駄にテキスト量が多かったり時間を取られる傾向にあります。

その時間を得点源の分野に割くことが出来れば、合格する可能性は上がるはずです。

お勧め教材

やはりLECを受講したのでLECを勧めさせてください。わかりやすくて良かったです。

あとはこれに付随する問題集をピックアップして繰り返し学習しましょう。

2021年版 出る順宅建士 合格テキスト 1 権利関係 （出る順宅建士シリーズ） [ 東京リーガルマインドLEC総合研究所 宅建士試験部 ]

2021年版 出る順宅建士 合格テキスト 2 宅建業法 （出る順宅建士シリーズ） [ 東京リーガルマインドLEC総合研究所 宅建士試験部 ]

2021年版 出る順宅建士 合格テキスト 3 法令上の制限・税・その他 （出る順宅建士シリーズ） [ 東京リーガルマインドLEC総合研究所 宅建士試験部 ]