起業・独立

年収・収入は「就職以降」の勉強量・努力量に比例する

生涯年収4億円!

年収1,000万!

など、社会人になると「お金」の話がつきまといます。

多くの人が興味のある分野です。

お金に興味のない人は、お金持ちになれません(興味はあるけれど興味が無いと装っているのも同じです)。

良い大学を出て、良い大企業に就職することで、高い年収を得ることができる、と思われていますが、実際は違います。

良い企業に就職して万歳!は昭和だよね

 

ましてや今の時代、このような考え方は極めて危険で時代遅れです。

大企業の年収は本当に高いのか?

確かに、一流企業に入ると、部長職で1,000万台の中盤から後半、会社によっては2,000万台に到達します。

それ以上が、日系企業ではなかなか難しいのです(外資系は違います)。

大企業の部長にもなると、仕事の守備範囲も広く、責任範囲も広くなります。

仕事に費やす時間は、膨大になるでしょう。

また、部長になる以前にも、レースを勝ち抜くため、その会社で仕事に費やしてきた時間は、膨大でしょう。

あなたの人生の大半を費やした結果が、上記で挙げた年収です。

それが最大値です。

一度会社が傾いたり倒産してしまえば、費やした時間も飛んでしまいます。

—書籍より抜粋—

【中古】東大No.1頭脳が教える 頭を鍛える5つの習慣 (単行本)/水上 颯

少しでも豊かな人生を送ろうと考えた時、学びによる「知」こそが、人生を支える大きな財産になると僕は思っています。

給与は今後本当に上がるのか?

2019年現在で、40代後半以降の世代が歩んできた時代では、年功序列と終身雇用から、給与は年齢とともに上昇していました。

大企業に就職したら、そこに一生いることが勝ち組とされていたのです。

しかし、今は違います。

終身雇用は崩壊し、給与も上がる時代ではありません。

むしろ、50歳、55歳など節目の段階で、給与は引き下げられる傾向になってきました。

各種住宅手当なども減額または廃止されていくことでしょう。

雇用が70歳、75歳と延長されています。

この影響はどこに出るのでしょうか。

間違いなく、現役世代に影響が出ます。

70歳まで雇用するのであれば、会社はそれを前提として給与を調整します。

今まで60歳までで稼げていた給与が、70歳までで稼げる給与に変わるのです。

簡単にいうと、生涯年収は変わらず、毎年の所得が下がる、ということです。

年収を変えずに調整していくんだね><。時給が下がる・・・

 

これは、時給が下がったということになります。

70歳、75歳まで働ける!

なんて喜んでいる場合ではありません。

給与が上がっていく、というのは遠い過去の話であり、今の時代の話ではありません。

一つの会社だけに依存する時代ではなくなっているため、副業解禁の流れは今後も加速していくでしょう。

というよりも、加速させないとやっていけなくなります。

やってみたい副業から、やらざる得ない副業へと変化していくでしょう。

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就職以降の勉強量で年収が決まる

大企業の場合、学生時代の勉強が評価の基準です。

よって、有名大学が有利になります。

しかし、大企業に就職した人、そうでなかった人は、いずれの場合でも就職以降の努力でその後が激変することをご存知でしょうか

会社は、入って終わりではありません。

就職してからが、本当の勝負です。

ここでいう努力とは、会社で昇進するための努力とは違います。

勿論、会社で昇進するための努力も、大変立派です。

しかし、これからの時代で必要になるのは、違う人種と関わり、違う世界を見て、違う所得水準の人達と関わり、自分に何ができるのか、模索する努力です。

簡単に言うと、独立する努力です。

会社に依存せず、自分の付加価値を高めて、自分で食べていける能力です。

令和の時代は、自分の飯は自分で食おう!だよ!

 

この努力により、その後の所得水準は、大幅に変わります。

会社に勤めている人の中でも、広い視点で上記のような努力をしている人と、一つの会社しか見えていない人では、雲泥の差付きます。

今の時代、一つの会社に所属していれば安泰ではありません。

自分の付加価値を高める努力を始めてみてはいかがでしょうか。

独立を可能にするためには、自分自身に

・圧倒的な商品力(強み)がないといけません

・圧倒的な人間力がないといけません

・圧倒的な人脈力がないといけません

・圧倒的な行動力がないといけません

それほど、自分で稼いで自分で食べていくのは難しいのです。

会社員でありながらも、別のことにチャレンジして試行錯誤した結果、収入源を増やしていくことは可能です。

必ずしも、独立を視野に入れなくてもいいのです。

しかし、いざというとき、

自分でなんとか食べていけるんだ!

という状態であるのか否かでは、大きな差が出てきます。

このようなアクションが求められる時代に突入しているのではないでしょうか。

今の時代、稼ぐこと自体が昔ほど難しくありません。

現在50代以降の世代が経験していた年収1,000万円の価値は、今で言うと2,000万円くらいの価値があるのではないでしょうか。

年収1,000万円の価値が、下がってきているのです。

今の年収1,000万円は、少し前の500万円くらいの価値しかないのではないでしょうか。

本業の年収:700万円

副業の年収:500万円

合計年収:1,200万円

というようなことは十分に可能であり、狙っていくべきです。

まとめ

学生時代までの努力は、会社に就職するための努力であり、稼ぐ努力は就職以降が重要です。

納得できないような境遇にいる人でも、努力するよう心がけることで、所得水準は上がります。

逆に、就職以降努力することを怠れば、想定されている水準以上の所得を得ることはできません。

努力を忘れず、努力を心がけ、人生1に努力、2に努力、3に努力で頑張ってみてください。

努力できない・・・

 

タイミングは関係ありません。

やるのは「今」です。

人間は、できない理由を探すプロフェショナルです。

○○だからできない

○○だからやっても無駄そうだな

というような発想は不要です。

考える前に動いてみてください

明日から努力してみてください

何から始めたら良いかわからない!

と言う人は、本屋に行き、興味のありそうなビジネス書を片っ端から読んでください。

必ずキッカケがつかめます。

書籍には、力があります。

気になった本の著者のセミナーに行ってみてください。

そこで出会いがあると思います。

何か気になったら申し込んで足を運んでみてください。

そこで出会いがあると思います。

こうした小さな行動の積み重ねが、やがてあなたの年収を増やしていくことになるでしょう。

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