この記事を書いた人
船橋寛之(ふなばしひろゆき)
1984年生まれ。
ドイツ育ちの不動産投資家。
不動産投資歴16年。
立教大学 経済学部卒。
リーマンショックの時に新卒で区分マンションを購入し、東京23区を中心に最大6棟55部屋を所有。
大和証券、大和総研に11年間勤務後、不動産コンサルタントとして独立。
現在は年間20億円以上の「非公開物件」仲介を行う。強みは「物件情報力」で、経験を活かしてセミナー講師や執筆活動にも携わる。
私生活では子供3人を育てる「ほぼ主夫」。
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エータイがグロース市場へのIPOを予定しており、永代供養墓を中心とした寺院コンサルティング事業の成長に期待が集まっています。
しかし、上場維持基準の時価総額100億円達成が課題となる可能性もあります。
本記事では、エータイのIPOの詳細と、今後の展望について詳しく解説します。
Contents
エータイIPOの概要
エータイは、6月26日にグロース市場への上場を予定しています。
永代供養墓を中心とした寺院コンサルティング事業を展開しており、少子高齢化や価値観の変化を背景に、永代供養のニーズが高まることが期待されています。
事業内容と業績
エータイは、寺院向けに永代供養墓の企画・販売、運営支援などのコンサルティングサービスを提供しています。
2024年8月期の成約額は32.6億円、売上高は23.7億円となっています。
スケジュールと主幹事証券
ブックビルディング期間は6月11日~6月17日です。
大和証券が主幹事を務めます。
SBI証券、楽天証券などでも申し込みが可能です。
公開価格と規模
想定発行価格は1480円です。
類似企業PERと比較すると割安な水準と見られています。
公開規模はオーバーアロットメントを含めて23.9億円です。
エータイの成長戦略と市場環境
エータイは、永代供養ニーズの高まりを背景に、今後も成長が期待されています。
少子高齢化が進む日本において、お墓の維持が困難になるケースが増えており、永代供養墓へのニーズはますます高まると考えられます。
永代供養ニーズの高まり
少子高齢化や核家族化が進む現代社会において、お墓の維持管理が困難になる家庭が増えています。
また、価値観の多様化により、お墓の形式にこだわらない人々も増えています。
このような背景から、永代供養墓へのニーズは高まっており、エータイの事業成長を後押しすると考えられます。
競合との差別化
エータイは、寺院との連携を重視し、地域に根ざした永代供養墓の提供に力を入れています。
また、オンラインでの情報提供や相談窓口の設置など、顧客の利便性を高める取り組みも行っています。
これらの取り組みにより、競合他社との差別化を図り、市場での優位性を確立していくことが期待されます。
エータイの業績見通し
エータイは、2025年8月期の業績について、売上高が前期比20.1%増の28.5億円、経常利益が同39.1%増の7.0億円と増収増益を見込んでいます。
売上高の成長
永代供養ニーズの高まりに加え、新規顧客の獲得や既存顧客へのサービス拡充により、売上高の成長が期待されます。
また、寺院との連携強化やオンラインサービスの拡充なども、売上高の成長に貢献すると考えられます。
利益率の改善
業務効率化やコスト削減により、利益率の改善が見込まれます。
また、高付加価値サービスの提供や価格設定の最適化なども、利益率の改善に貢献すると考えられます。
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エータイの課題とリスク
エータイのIPOには、成長期待がある一方で、いくつかの課題とリスクも存在します。
上場維持基準の達成
グロース市場の上場維持基準の一つに、時価総額100億円以上という条件があります。
エータイが上場後もこの基準を維持できるかが課題となります。
市場環境の変化や業績の変動によっては、時価総額が100億円を下回る可能性も考慮する必要があります。
競争激化のリスク
永代供養市場は、今後も成長が見込まれる一方で、競争も激化する可能性があります。
大手企業や新規参入企業の増加により、エータイの市場シェアが低下するリスクも考慮する必要があります。
法規制の変更リスク
墓地、埋葬等に関する法律(墓埋法)などの法規制が変更された場合、エータイの事業に影響が出る可能性があります。
法規制の変更内容によっては、事業戦略の見直しや新たな投資が必要になる場合も考えられます。
投資家への影響
エータイのIPOは、投資家にとってどのような意味を持つのでしょうか。
成長性とリスクのバランス
エータイは、永代供養ニーズの高まりを背景に、高い成長性が期待できる企業です。
しかし、上場維持基準の達成や競争激化のリスクも考慮する必要があります。
投資家は、これらの成長性とリスクを総合的に判断し、投資判断を行う必要があります。
セクターの将来性
エータイが属する葬祭・供養関連セクターは、少子高齢化が進む日本において、今後も成長が期待されるセクターです。
投資家は、エータイだけでなく、セクター全体の将来性も考慮し、投資判断を行うことが重要です。
見解
エータイのIPOは、現代社会のニーズに合致した事業を展開しており、成長の可能性を秘めていると言えるでしょう。
しかし、上場維持基準の時価総額100億円達成は、決して容易ではありません。
市場環境とエータイのポジショニング
現在の市場環境は、金利上昇やインフレ懸念など、不確実性が高まっています。
このような状況下で、エータイが安定的に成長を続けるためには、明確な差別化戦略と強固な経営基盤が不可欠です。
競合他社との差別化を図り、顧客ニーズに的確に応えるサービスを提供し続けることが重要となります。
経営戦略の妥当性と将来性
エータイの経営戦略は、寺院との連携を重視し、地域に根ざした永代供養墓の提供に力を入れるというものです。
この戦略は、地域社会との信頼関係を築き、長期的な顧客を獲得する上で有効であると考えられます。
しかし、今後は、オンラインサービスの拡充や新たな供養方法の提案など、時代の変化に対応した柔軟な戦略も必要となるでしょう。
投資判断における注意点
エータイのIPOは、成長期待がある一方で、リスクも伴います。
投資家は、エータイの事業内容や業績だけでなく、市場環境や競合状況なども十分に分析し、慎重に投資判断を行う必要があります。
特に、上場維持基準の達成可能性については、継続的に注視していく必要があるでしょう。
今後の展望
エータイは、永代供養ニーズの高まりを背景に、今後も成長が期待できる企業です。
しかし、競争激化や法規制の変更など、様々なリスクも存在します。
エータイがこれらのリスクを克服し、持続的な成長を遂げるためには、経営陣のリーダーシップと従業員の努力が不可欠です。
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公募割れの可能性は極めて低く、BBには積極参加します。主幹事の少しの配分に期待したいですが・・・
セカンダリーに関しては2,150円あたりを上値めどとし、安く推移しそうであれば参加したいと思います。
時代のニーズにマッチしているため、株価によっては新NISAでの購入も検討したいです。
初値が高騰する場合は数日様子見し、それでも段階的に購入していきたいです。
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