この記事を書いた人
船橋寛之(ふなばしひろゆき)
1984年生まれ。
ドイツ育ちの不動産投資家。
不動産投資歴16年。
立教大学 経済学部卒。
リーマンショックの時に新卒で区分マンションを購入し、東京23区を中心に最大6棟55部屋を所有。
大和証券、大和総研に11年間勤務後、不動産コンサルタントとして独立。
現在は年間20億円以上の「非公開物件」仲介を行う。強みは「物件情報力」で、経験を活かしてセミナー講師や執筆活動にも携わる。
私生活では子供3人を育てる「ほぼ主夫」。
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BJCが2025年10月28日にグロース市場へのIPOを予定しており、投資家の間で関心が高まっています。
同社の事業内容、業績予想、そして投資判断のポイントについて詳しく解説します。
Contents
BJCのIPO概要と事業内容
BJCは、2025年10月28日にグロース市場への上場を予定しています。
ブックビルディング期間は10月10日から10月17日までです。
主幹事証券はSMBC日興証券とSBI証券が務めます。
事業の強み
BJCは、化粧品・健康関連商品の企画・販売を手掛けています。
主力商品であるファンデーション「SPICARE V3 foundationシリーズ」は、累計販売個数が588万個を突破するほどの人気を博しています。
また、まつ毛美容液「Lashaddict eyelash conditioning serum」も注目を集めています。
これらの商品は、理美容室・エステティックサロン専売品として展開されており、独自の販売チャネルを確立しています。
理美容室・エステティックサロン専売戦略
理美容室・エステティックサロンに販路を限定することで、商品のブランドイメージを高く維持し、専門家による販売を通じて顧客満足度を高める戦略をとっています。
これにより、競合他社との差別化を図り、安定的な収益を確保しています。
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業績予想とバリュエーション
BJCの2025年10月期の連結業績予想は、売上高108.0億円(前期比3.1%増)、経常利益28.9億円(同88.2%増)と大幅な増収増益を見込んでいます。
予想EPS(1株当たり利益)は124.25円です。
PER(株価収益率)分析
想定仮条件の平均価格は2,035円であり、仮条件に基づく予想PERは13.2倍~13.5倍となります。
類似会社3社の平均PER 22.3倍と比較すると、BJCのバリュエーションは割安な水準と言えます。
この割安感が、投資家にとって魅力的なポイントとなる可能性があります。
高い利益率
BJCは、類似企業と比較して高い利益率を誇っています。
これは、独自の販売チャネルとブランド戦略が奏功している結果と言えるでしょう。
高い利益率は、今後の成長を支える重要な要素となります。
投資判断のポイント
BJCのIPOにおける投資判断のポイントは、公開規模の大きさ、10月のIPOラッシュ、そして業績の好調さにあります。
公開規模とIPOラッシュの影響
公開規模は161.8億円(OA含む)と比較的大きい規模です。
また、10月はIPOラッシュとなる可能性があり、投資家の投資余力が分散される可能性があります。
これらの点は、投資判断において考慮すべきリスク要因となります。
配当権利の取得
BJCは、上場後まもなく配当権利が得られる予定です。
これは、インカムゲインを重視する投資家にとって魅力的なポイントとなります。
配当政策についても、今後の情報公開に注目する必要があります。
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潜在的なリスクと課題
BJCのIPOには、潜在的なリスクと課題も存在します。
市場環境の変動、競合の激化、そして原材料価格の高騰などが挙げられます。
市場環境の変動
株式市場全体の動向は、BJCの株価に大きな影響を与えます。
特に、グロース市場は変動が大きいため、注意が必要です。
競合の激化
化粧品業界は競争が激しい市場です。
BJCは、常に新しい商品やマーケティング戦略を打ち出す必要があります。
原材料価格の高騰
原材料価格の高騰は、BJCの収益性を圧迫する可能性があります。
コスト削減や価格転嫁などの対策が求められます。
今後の展望
BJCは、今後も理美容室・エステティックサロン専売戦略を強化し、新商品の開発や海外展開を積極的に進めることで、さらなる成長を目指すと考えられます。
海外展開の可能性
BJCの製品は、海外市場でも高いポテンシャルを秘めています。
特に、アジア市場での展開に期待が集まります。
新商品の開発
BJCは、常に新しい商品を開発し、顧客ニーズに応える必要があります。
研究開発への投資が、今後の成長を左右するでしょう。
見解
BJCのIPOは、いくつかの重要な側面から評価することができます。
成長性と収益性のバランス
BJCの最大の魅力は、その成長性と収益性のバランスの良さにあります。
売上高の着実な増加と、それを大きく上回る経常利益の伸びは、同社のビジネスモデルの強固さを示唆しています。
特に、理美容室・エステティックサロン専売という独自の販売戦略が、高利益率を支えていると考えられます。
バリュエーションの妥当性
想定PERが類似企業と比較して割安な水準にあることは、投資家にとって大きなメリットです。
しかし、PERだけで判断するのではなく、今後の成長 potential やリスク要因も考慮する必要があります。
市場全体の動向や競合他社の動きにも注意を払い、総合的な視点から投資判断を行うことが重要です。
IPOラッシュと投資家の投資余力
10月のIPOラッシュは、BJCにとって逆風となる可能性があります。
多くの企業が同時に上場することで、投資家の資金が分散し、BJCへの投資が集まりにくくなるかもしれません。
しかし、BJCの業績の良さや割安なバリュエーションが、他のIPO案件との差別化につながる可能性もあります。
長期的な視点での投資
BJCのIPOは、短期的な利益を追求するのではなく、長期的な視点での投資が適していると考えられます。
同社の成長 potential や収益性の高さを考慮すると、数年単位での保有によって大きなリターンを得られる可能性があります。
ただし、市場環境の変動や競合の激化など、リスク要因も十分に理解しておく必要があります。
初値予想とセカンダリー考察
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【総合評価】:D
【初値予想】:1,550円~1,750円
【BBスタンス】:不参加
【セカンダリー】:不参加
最初の条件は高すぎた。
ということで仮条件は大幅に引き下がり、悩ましい展開に。
しかし、個人的には直近でいうとオーバーラップホールディングス以来のD評価とします。
仮条件は大きく下がりましたが、割安さがあるというよりは、まだ公募割れリスクのほうが高いと判断し、BBから全て見送ります。
他方、営業の電話がこないので、そこそこ人気があるのかとも思ってしまいます(最終日が近くなり勧誘があれば、不人気ということにもなるので、まだわかりません)。
セカンダリーは条件を満たさないので不参加です。
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