この記事を書いた人
船橋寛之(ふなばしひろゆき)
1984年生まれ。
ドイツ育ちの不動産投資家。
不動産投資歴16年。
立教大学 経済学部卒。
リーマンショックの時に新卒で区分マンションを購入し、東京23区を中心に最大6棟55部屋を所有。
大和証券、大和総研に11年間勤務後、不動産コンサルタントとして独立。
現在は年間20億円以上の「非公開物件」仲介を行う。強みは「物件情報力」で、経験を活かしてセミナー講師や執筆活動にも携わる。
私生活では子供3人を育てる「ほぼ主夫」。
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ファイントゥデイホールディングス(証券コード: 420A)が、来る11月5日に東京証券取引所スタンダード市場への新規上場を予定しています。
ブックビルディング期間は10月20日から10月24日までとなっており、投資家の関心を集めています。
ファイントゥデイホールディングスの事業概要
ファイントゥデイホールディングスは、ヘアケア、スキンケア、ボディケアを中心としたパーソナルケア事業を展開しています。
日本、中国・香港、そしてAPAC(アジア太平洋地域)を主要な事業展開地域としており、グローバルな視点を持つ企業です。
地域別売上構成比率
2024年12月期の売上構成比率を見ると、日本が43.1%、中国・香港が38.0%、APAC地域が18.9%となっています。
この構成比率から、同社が日本市場だけでなく、アジア市場においても重要なプレゼンスを持っていることがわかります。
事業の強みと成長戦略
同社の強みは、長年にわたって培ってきたブランド力と、多様な顧客ニーズに対応できる製品ラインナップです。
成長戦略としては、既存ブランドの強化に加え、新たな市場への進出やM&A(合併・買収)なども視野に入れていると考えられます。
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IPOの詳細と過去の経緯
今回のIPOでは、公募株式数が12,925,100株、売出株式数が15,818,700株(オーバーアロットメント含む)となっており、想定公開規模は約485.9億円です。
主幹事証券はSMBC日興証券、大和証券、ゴールドマン・サックス証券、UBS証券が務めます。
その他、SBI証券、楽天証券、DMM.com証券でも取り扱いがあります。
過去のプライム市場IPO延期
注目すべき点として、同社は過去にプライム市場でのIPOを延期した経緯があります。
今回はスタンダード市場への変更、価格水準と株数を引き下げて再挑戦となります。
この変更は、市場環境や投資家の需要を考慮した結果であると考えられます。
スタンダード市場への変更の影響
スタンダード市場への変更は、一般的にプライム市場に比べて上場基準が緩やかであるため、より多くの企業が上場しやすくなります。
しかし、その分、投資家の注目度や資金調達の規模が小さくなる可能性もあります。
投資判断のポイント
今回のIPOにおける投資判断のポイントは、以下の点が挙げられます。
パーソナルケア市場の成長性
パーソナルケア市場は、高齢化や健康志向の高まり、新興国における所得水準の向上などにより、今後も成長が期待される市場です。
同社がこの成長市場でどのように競争優位性を確立していくかが重要となります。
各証券会社の取り扱い
複数の証券会社で取り扱いがあることは、投資家にとってアクセスしやすいというメリットがあります。
特に、オンライン証券での取り扱いがあることは、個人投資家の参加を促す要因となります。
過去の延期経緯と規模縮小
過去の延期経緯と規模縮小は、需要面への不安を残す可能性があります。
しかし、価格水準の引き下げは、投資家にとって魅力的な投資機会となる可能性もあります。
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ブックビルディング参加の検討
これらの点を総合的に考慮し、ブックビルディングに参加するかどうかを検討する必要があります。
企業の成長性、市場環境、そして自身の投資戦略などを総合的に判断することが重要です。
リスク要因の把握
投資にはリスクがつきものです。
同社の事業を取り巻くリスク要因、例えば、競争激化、原材料価格の高騰、為替変動リスクなどを十分に把握しておく必要があります。
情報収集の重要性
IPOに関する情報は、目論見書や企業のウェブサイト、証券会社のレポートなどで入手できます。
これらの情報を参考に、慎重な投資判断を行うことが求められます。
見解
ファイントゥデイホールディングスのIPOは、過去の延期経緯と市場変更、規模縮小という背景から、投資家にとっては慎重な判断が求められる案件と言えるでしょう。
しかし、パーソナルケア市場の潜在的な成長力、同社のグローバルな事業展開、そして複数の証券会社による取り扱いという点は、ポジティブな要素として評価できます。
業界・経済的文脈における意義
パーソナルケア市場は、世界的に見ても成長が期待される分野であり、特にアジア市場における需要拡大は著しいものがあります。
ファイントゥデイホールディングスは、この成長市場において、独自のブランド力と製品開発力を武器に、さらなる事業拡大を目指しています。
今回のIPOは、同社が成長戦略を加速させるための重要な資金調達手段となるでしょう。
企業戦略の妥当性と将来性
同社の戦略は、既存ブランドの強化に加え、新たな市場への進出やM&Aを視野に入れている点に注目できます。
特に、M&Aは、短期間で事業規模を拡大し、競争優位性を確立するための有効な手段となり得ます。
ただし、M&Aには、統合リスクやシナジー効果の発現など、課題も伴います。
投資家にとっての短期・中長期的意味合い
今回のIPOは、投資家にとって、パーソナルケア市場の成長を取り込む機会となる可能性があります。
ただし、短期的な株価変動リスクには注意が必要です。
中長期的な視点で見れば、同社の成長戦略が成功するかどうかが、投資収益を左右する重要な要素となるでしょう。
潜在的な課題やリスク要因
同社が抱える潜在的な課題としては、競争激化が挙げられます。
パーソナルケア市場には、国内外の多くの企業が参入しており、競争は激化しています。
また、原材料価格の高騰や為替変動リスクも、同社の収益に影響を与える可能性があります。
今後の展望
ファイントゥデイホールディングスが、これらの課題を克服し、成長戦略を成功させることができるかどうか。
今後の同社の動向に注目が集まります。
初値予想とセカンダリー考察
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【総合評価】:B
【初値予想】:1,550円~1,850円
【BBスタンス】:参加
【セカンダリー】:参加
上場の再トライ。VC EXIT系など、ネット上での評判は悪いものです。
但し、個人的にはチャンス銘柄と位置付けているため、評価はBとします。
不人気かつ規模そこそこであれば配分のチャンスがあるかもしれません。
下値は限られてそうなので、期待値は上です。
セカンダリーは条件を満たしていないため不参加です。
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