この記事を書いた人
船橋寛之(ふなばしひろゆき)
1984年生まれ。
ドイツ育ちの不動産投資家。
不動産投資歴16年。
立教大学 経済学部卒。
リーマンショックの時に新卒で区分マンションを購入し、東京23区を中心に最大6棟55部屋を所有。
大和証券、大和総研に11年間勤務後、不動産コンサルタントとして独立。
現在は年間20億円以上の「非公開物件」仲介を行う。強みは「物件情報力」で、経験を活かしてセミナー講師や執筆活動にも携わる。
私生活では子供3人を育てる「ほぼ主夫」。
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フラーがグロース市場へのIPOを予定しています。
デジタルパートナー事業の成長性と、ヤプリおよび電通グループとの提携によるシナジー効果に注目が集まっています。
IPOの概要と評価
フラーは、2025年7月24日にグロース市場への上場を予定しています。
ブックビルディング期間は7月7日から7月11日までです。
SBI証券が主幹事を務め、岩井コスモ証券、SMBC日興証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券、SBIネオトレード証券、DMM.com証券でも申し込みが可能です。
想定発行価格とバリュエーション
想定発行価格は1,110円です。
仮条件は1,110円~1,170円に設定されています。
予想PERは9.3倍~9.8倍であり、類似企業平均13.2倍と比較して割安な水準です。
公開規模はオーバーアロットメントを含めて3.0億円と小型であるため、需給面での優位性が期待されます。
過去の上場中止の経緯
フラーは過去に上場を中止した経緯があります。
今回のIPOでは、その経験を踏まえた上で、より慎重な準備を進めてきたと考えられます。
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事業内容の詳細
フラーはデジタルパートナー事業を展開しています。
クライアントワーク(アプリ開発等)が売上高の92.4%を占めています。
アプリ分析サービス(App Ape)が7.6%を占めています。
クライアントワーク
クライアントワークでは、企業のアプリ開発や運用を支援しています。
多様な業界のクライアントに対して、高度な技術力とノウハウを提供しています。
アプリ分析サービス(App Ape)
App Apeは、アプリの利用状況や市場動向を分析するサービスです。
競合アプリの分析やユーザー行動の把握に役立ち、アプリの改善やマーケティング戦略の立案に貢献します。
業績動向と成長戦略
2025年6月期の売上高は前期比32.2%増の20.0億円を見込んでいます。
経常利益は同9.7倍の1.8億円を見込んでいます。
売上高の成長
売上高は順調に成長しており、デジタルパートナー事業の需要の高まりを反映しています。
特に、クライアントワークにおける新規案件の獲得が売上高の増加に大きく貢献しています。
収益性の改善
経常利益は大幅な増加を見込んでおり、収益性の改善が進んでいます。
効率的なコスト管理や高付加価値サービスの提供が、収益性向上に寄与しています。
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ヤプリ・電通グループとの提携
ヤプリと電通グループとの資本業務提携により、相互の顧客紹介や共同ソリューション提供を目指しています。
ヤプリへ1万7000株、従業員持株会へ500万円相当の株式を親引けする予定です。
提携の目的とシナジー効果
この提携は、フラーの事業拡大に大きく貢献すると期待されます。
ヤプリの顧客基盤や電通グループのマーケティングノウハウを活用することで、新たなビジネスチャンスを創出できます。
親引けの意義
ヤプリへの親引けは、両社の関係強化を目的としています。
従業員持株会への親引けは、従業員のモチベーション向上や企業価値向上への意識を高める効果が期待されます。
投資判断とリスク要因
フラーのIPOは、小型案件であることや割安なPER設定から初値上昇の可能性があります。
デジタルパートナー事業の成長性とヤプリ・電通グループとの提携によるシナジー効果に注目したいところです。
投資判断のポイント
投資判断においては、以下のポイントを考慮する必要があります。
・デジタルパートナー事業の成長性
・ヤプリ・電通グループとの提携効果
・過去の上場中止の経緯
・公開規模の小ささ
リスク要因
一方で、以下のリスク要因も考慮する必要があります。
・競合企業の存在
・技術革新のスピード
・景気変動の影響
見解
フラーのIPOは、現在の市場環境において魅力的な投資機会となり得ると考えられます。
業界・経済的文脈における意義
デジタル transformation(DX)の推進は、企業にとって喫緊の課題であり、フラーのようなデジタルパートナーの需要は今後も拡大が見込まれます。
特に、中小企業におけるDXの遅れは深刻であり、フラーのクライアントワークは、これらの企業のDXを支援する上で重要な役割を担うと考えられます。
地政学的要因や規制環境の変化との関連性
地政学的なリスクの高まりや、個人情報保護に関する規制の強化は、企業におけるデータ管理の重要性を高めています。
フラーのアプリ分析サービス(App Ape)は、これらの課題に対応するためのデータ分析基盤として、その価値を高めていくでしょう。
企業戦略の妥当性と将来性
ヤプリおよび電通グループとの提携は、フラーの成長戦略において重要な意味を持ちます。
ヤプリのプラットフォームとフラーのアプリ開発力を組み合わせることで、より高度なソリューションを提供することが可能になります。
電通グループのマーケティングノウハウを活用することで、より効果的なプロモーションを展開することが期待できます。
競合他社との比較においては、フラーは特定の分野に特化した専門性と、迅速な対応力を強みとしています。
投資家にとっての短期・中長期的意味合い
短期的な視点では、公開規模の小ささから初値上昇の可能性が考えられます。
中長期的な視点では、デジタルパートナー事業の成長性と提携効果が、企業価値の向上に貢献すると期待されます。
ただし、過去の上場中止の経緯や、競合企業の存在などのリスク要因も考慮する必要があります。
業界全体のトレンドとの関連性
ローコード・ノーコード開発の普及は、アプリ開発の民主化を促進しており、フラーのようなデジタルパートナーの役割は変化していく可能性があります。
今後は、より高度な技術力やコンサルティング能力が求められるようになるでしょう。
潜在的な課題やリスク要因
潜在的な課題としては、技術者の人材確保が挙げられます。
デジタル人材の不足は深刻であり、優秀な技術者を確保し続けることが、フラーの成長にとって重要な課題となります。
今後の展望
フラーは、デジタルパートナー事業の成長と提携効果により、今後も成長を続けることが期待されます。
特に、中小企業のDX支援においては、大きなポテンシャルを秘めていると考えられます。
ただし、市場環境の変化や競合企業の動向には注意が必要です。
初値予想とセカンダリー考察
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【初値予想】:2,800円~3,200円
【BBスタンス】:参加
【セカンダリー】:参加(消極)
需給がタイトであるため、初値は高騰するでしょう。
当選したらラッキーですね!!
3,000円前後の決着になるのではないでしょうか。
個人的にはIFAの配分があるかどうか。
直近ではヒットが配分されたので期待薄です・・・
セカンダリーに関しては、初値高騰予想につき控えめです。
2,500円より上のラインでは積極的に入りたくないと考えています。
安く寄れば入る。
高すぎたら様子見。
高値推移が数日続いても無理には入らない(結果見送り)。
セカンダリーに関しては、こんなスタンスです。
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