この記事を書いた人
船橋寛之(ふなばしひろゆき)
1984年生まれ。
ドイツ育ちの不動産投資家。
不動産投資歴16年。
立教大学 経済学部卒。
リーマンショックの時に新卒で区分マンションを購入し、東京23区を中心に最大6棟55部屋を所有。
大和証券、大和総研に11年間勤務後、不動産コンサルタントとして独立。
現在は年間20億円以上の「非公開物件」仲介を行う。強みは「物件情報力」で、経験を活かしてセミナー講師や執筆活動にも携わる。
私生活では子供3人を育てる「ほぼ主夫」。
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屋外広告媒体の企画・運営を手掛けるヒットが、2025年7月4日にグロース市場への新規上場を予定しています。
本記事では、同社のIPOに関する詳細な情報、事業内容、業績見通し、そして投資判断のポイントについて解説します。
Contents
IPOの概要と注目点
ヒットのIPOは、2025年7月4日に予定されており、申込期間は6月19日から6月25日までとなっています。
想定発行価格は1430円で、仮条件は1430円~1500円と設定されています。
予想PERは9.6倍~10.0倍となっており、類似企業4社の平均PER30.2倍と比較して割安な水準です。
公開規模はオーバーアロットメントを含めて26.6億円を予定しており、SBI証券が主幹事を務める他、松井証券、マネックス証券など複数の証券会社で申し込みが可能です。
割安な価格設定
ヒットのIPOにおける最も注目すべき点は、その割安な価格設定です。
類似企業と比較してPERが低い水準に設定されているため、投資家にとって魅力的な投資機会となる可能性があります。
ただし、割安な価格設定には、企業の成長性やリスクに対する市場の評価が反映されている可能性も考慮する必要があります。
公開規模の大きさ
公開規模が26.6億円と比較的大きい点も、投資判断において考慮すべき要素です。
公開規模が大きい場合、需給バランスによっては株価が低迷する可能性もあります。
しかし、同時に、多くの投資家が参加しやすいというメリットも存在します。
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事業内容と成長性
ヒットは、屋外広告媒体の企画・運営を手掛ける企業です。
同社の事業は、都市部の駅や商業施設などに設置された広告媒体を通じて、企業やブランドのメッセージを効果的に伝えることを目的としています。
屋外広告市場の動向
近年、デジタル技術の進化に伴い、屋外広告市場は大きな変革期を迎えています。
従来の静的な広告媒体に加え、デジタルサイネージやインタラクティブな広告など、新しい形態の広告が登場しています。
ヒットは、これらの新しい技術を積極的に導入し、屋外広告市場における競争力を強化しています。
成長戦略
ヒットは、今後の成長戦略として、以下の点を重視しています。
・新たな広告媒体の開発
・デジタル技術の活用
・顧客ニーズへの対応
これらの戦略を通じて、同社は屋外広告市場におけるリーディングカンパニーとしての地位を確立することを目指しています。
業績見通し
2025年6月期の業績見通しでは、売上高が前期比8.2%増の44.6億円、経常利益が同0.7%増の14.1億円と増収増益を見込んでいます。
売上高の増加
売上高の増加は、新規顧客の獲得や既存顧客からの受注増加によるものです。
特に、デジタル技術を活用した新しい広告媒体の導入が、売上高の増加に大きく貢献しています。
経常利益の増加
経常利益の増加は、売上高の増加に加え、コスト削減努力によるものです。
同社は、業務効率化や仕入れコストの削減など、様々な施策を通じて収益性の向上を図っています。
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類似企業との比較
ヒットのIPOにおける投資判断を行う上で、類似企業との比較は重要な要素となります。
類似企業の選定
類似企業としては、屋外広告媒体の企画・運営を手掛ける企業や、広告代理店などが挙げられます。
これらの企業と比較することで、ヒットの事業規模、収益性、成長性などを相対的に評価することができます。
PERの比較
前述の通り、ヒットの予想PERは9.6倍~10.0倍となっており、類似企業4社の平均PER30.2倍と比較して割安な水準です。
このPERの差は、市場がヒットの成長性やリスクをどのように評価しているかを示す指標となります。
投資判断のポイント
ヒットのIPOにおける投資判断を行う上で、以下の点を考慮する必要があります。
・割安な価格設定の妥当性
・公開規模の大きさ
・事業の成長性
・類似企業との比較
これらの要素を総合的に考慮し、自身のリスク許容度や投資戦略に合った判断を行うことが重要です。
見解
ヒットのIPOは、割安な価格設定と話題性のある事業内容から、一定の注目を集める可能性があります。
しかし、公開規模の大きさや類似企業との比較、事業の成長性など、慎重に検討すべき点も存在します。
業界・経済的文脈における意義
屋外広告市場は、景気動向や消費者の行動変化に影響を受けやすい市場です。
近年では、デジタル技術の進化やスマートフォンの普及により、屋外広告のあり方も大きく変化しています。
ヒットのIPOは、このような変化に対応し、新たな成長戦略を打ち出す企業への投資機会として捉えることができます。
地政学的要因や規制環境の変化との関連性
屋外広告市場は、各地域の規制や景観保護政策の影響を受けやすい市場です。
また、国際的なイベントや観光客の増加など、地政学的な要因も市場の動向に影響を与える可能性があります。
ヒットは、これらの要因を考慮し、地域に根ざした広告媒体の企画・運営を行うことで、競争優位性を確立しています。
企業戦略の妥当性と将来性
ヒットの成長戦略は、デジタル技術の活用や顧客ニーズへの対応など、市場の変化に対応したものであり、妥当性があると考えられます。
しかし、競争の激しい屋外広告市場において、同社がこれらの戦略をどのように実行し、成果を上げていくかが今後の課題となります。
投資家にとっての短期・中長期的意味合い
ヒットのIPOは、短期的な値上がり益を狙う投資家にとっては、割安な価格設定が魅力となる可能性があります。
一方、中長期的な視点では、同社の成長戦略の実行力や市場の変化への対応力が、投資判断の重要な要素となります。
業界全体のトレンドとの関連性
屋外広告市場は、デジタルサイネージやインタラクティブ広告など、新しい技術の導入が進んでいます。
また、ビッグデータを活用した広告効果の測定やターゲティングなど、より高度なマーケティング手法も普及しています。
ヒットは、これらのトレンドに対応し、新しい価値を提供することで、市場における競争力を維持・向上させる必要があります。
潜在的な課題やリスク要因
ヒットの事業には、以下の潜在的な課題やリスク要因が存在します。
・景気変動による広告需要の減少
・競合他社との競争激化
・規制環境の変化
これらの課題やリスク要因を克服し、持続的な成長を達成することが、同社の今後の課題となります。
今後の展望
ヒットは、屋外広告市場におけるリーディングカンパニーとしての地位を確立することを目指しています。
そのためには、デジタル技術の活用や顧客ニーズへの対応など、市場の変化に柔軟に対応し、新しい価値を提供し続ける必要があります。
投資/BBスタンスとセカンダリー
【BBスタンス】参加
【セカンダリー】参加
公募割れの可能性はほぼないでしょう。
SBI証券なので多くの方が抽選に参加すると思います!
個人的にはIFAで配分があるか期待したいところです。
抽選は申し込みを忘れてしまいました・・・
→(6/27追記)IFAで100株配分されました!
セカンダリーに関しては2,150円あたりを上値めどとし、安く推移したら参加したいと思います。
SBI主幹事の銘柄なので、個人投資家が多く、初値は抑えられる可能性もあり、そうなればチャンスです。
ただし、中長期目線での投資は避けます。
初値水準が高すぎる場合は無理せず、セカンダリーは見送ります。
【私のIPO・PO当選実績】→ こちら
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