この記事を書いた人
船橋寛之(ふなばしひろゆき)
1984年生まれ。
ドイツ育ちの不動産投資家。
不動産投資歴16年。
立教大学 経済学部卒。
リーマンショックの時に新卒で区分マンションを購入し、東京23区を中心に最大6棟55部屋を所有。
大和証券、大和総研に11年間勤務後、不動産コンサルタントとして独立。
現在は年間20億円以上の「非公開物件」仲介を行う。強みは「物件情報力」で、経験を活かしてセミナー講師や執筆活動にも携わる。
私生活では子供3人を育てる「ほぼ主夫」。
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本記事では、インフキュリオン(438A)の新規株式公開(IPO)について、事業内容、成長性、リスク要因などを詳細に分析し、投資判断の参考となる情報を提供します。
特に、PER(株価収益率)の高さやストックオプションの影響など、注意すべき点についても詳しく解説します。
Contents
インフキュリオンの事業概要と成長戦略
インフキュリオン(証券コード:438A)は、金融・決済領域に特化したプラットフォーム提供およびコンサルティングを行う企業です。
キャッシュレス決済、企業間決済、金融インフラを支える事業を主力として展開しています。
事業内容の詳細
・キャッシュレス決済:スマートフォン決済やクレジットカード決済などの導入支援、決済システムの開発・運用
・企業間決済:企業間の取引における決済効率化、請求・支払業務の自動化
・金融インフラ:金融機関向けのシステム開発、FinTech企業の立ち上げ支援
成長戦略
同社は、キャッシュレス決済の普及、企業間決済の効率化、金融インフラの高度化といった社会的なニーズを背景に、事業を拡大してきました。
今後も、FinTech分野における技術革新を積極的に取り入れ、新たなサービスを開発することで、さらなる成長を目指しています。
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IPOの概要と初値予想
インフキュリオンのIPOにおける公開規模は約104億円、時価総額は約305億円です。
オーバーアロットメントを含めた株式流動性は34%となっています。
初値予想
初値予想は2,000円~2,400円と想定仮条件1,495円を上回る見込みです。
これは、同社がFinTech分野で高い成長性を持つと評価されていること、また、IPO市場全体の活況が続いていることなどが要因として挙げられます。
PERの評価
2026年3月期の予想PERは153倍と高めですが、赤字脱却後の成長を考慮すると同業他社と同水準であり、割高感は薄いと考えられます。
ただし、PERは市場の状況や投資家の期待によって変動するため、今後の株価動向を注視する必要があります。
リスク要因と注意点
インフキュリオンのIPOには、成長性への期待がある一方で、いくつかのリスク要因も存在します。
ストックオプションの影響
発行済株式総数の15.6%に相当する2,918,400株のストックオプションが存在し、そのうち1,730,000株が権利行使可能期間です。
ストックオプションの行使は、株式の希薄化を招き、株価に影響を与える可能性があります。
競争環境の激化
FinTech分野は競争が激しく、新たな技術やサービスの登場によって、同社の競争優位性が損なわれる可能性があります。
法規制の変更
金融・決済領域は法規制の影響を受けやすく、規制変更によって事業戦略の見直しを迫られる可能性があります。
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同業他社との比較
インフキュリオンと事業内容が類似する同業他社と比較することで、同社の強みや弱みをより客観的に評価することができます。
競合企業の分析
・A社:決済代行サービスを主力とする企業。幅広い業界の企業を顧客に持ち、安定した収益基盤を確立している。
・B社:企業間決済に特化した企業。ブロックチェーン技術を活用した革新的なサービスを提供している。
・C社:金融機関向けのシステム開発に強みを持つ企業。大手金融機関との取引実績が豊富である。
インフキュリオンの強み
インフキュリオンは、キャッシュレス決済、企業間決済、金融インフラという幅広い分野で事業を展開しており、多様な顧客ニーズに対応できる点が強みです。
また、コンサルティングサービスも提供しており、顧客企業の課題解決に貢献することで、長期的な関係を構築しています。
投資判断のポイント
インフキュリオンのIPOにおける投資判断のポイントは、以下の通りです。
・成長性:FinTech分野における高い成長性が期待できる
・PER:予想PERは高めだが、成長性を考慮すると妥当な水準
・ストックオプション:株式の希薄化リスクに注意が必要
・競争環境:競争激化による競争優位性の低下リスクに注意が必要
・法規制:法規制変更による事業戦略への影響に注意が必要
見解
インフキュリオンのIPOは、FinTech分野の成長性を背景に高い注目を集めています。
同社は、キャッシュレス決済、企業間決済、金融インフラという幅広い分野で事業を展開しており、多様な顧客ニーズに対応できる点が強みです。
マクロ経済と地政学的要因
キャッシュレス決済の普及は、政府の推進策や消費者の利便性向上意識の高まりによって加速しており、今後も成長が見込まれます。
また、企業間決済の効率化は、企業の生産性向上やコスト削減に貢献するため、需要が高まっています。
地政学的なリスクとしては、国際的な金融規制の変更やサイバー攻撃の脅威などが挙げられます。
企業戦略と将来性
インフキュリオンは、FinTech分野における技術革新を積極的に取り入れ、新たなサービスを開発することで、さらなる成長を目指しています。
特に、AI(人工知能)やブロックチェーンなどの技術を活用したサービスの開発に注力しており、競争優位性を確立することを目指しています。
競合他社との比較においては、同社は幅広い分野で事業を展開している点が強みですが、特定の分野に特化した企業に比べると、専門性が低いという弱みもあります。
投資家への意味合いとリスク
投資家にとって、インフキュリオンのIPOは、FinTech分野の成長を取り込むチャンスとなります。
ただし、PERの高さやストックオプションの存在など、リスク要因も考慮する必要があります。
短期的な株価変動に惑わされず、長期的な視点で投資判断を行うことが重要です。
潜在的な課題としては、人材の確保や育成、技術革新への対応などが挙げられます。
今後の展望としては、同社がこれらの課題を克服し、FinTech分野におけるリーディングカンパニーとして成長することが期待されます。
初値予想とセカンダリー考察
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【総合評価】:B
【初値予想】:1,850円~2,350円
【BBスタンス】:参加
【セカンダリー】:参加
一部であまり期待できなそうという記事も見ますが、問題なく参加と考えています。
SBI主幹事であるため、個人の初値売りも多い可能性が高く、安く寄ればセカンダリーにも勝機ありです。
2,000円前後をメドに参加予定です。
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