この記事を書いた人
船橋寛之(ふなばしひろゆき)
1984年生まれ。
ドイツ育ちの不動産投資家。
不動産投資歴16年。
立教大学 経済学部卒。
リーマンショックの時に新卒で区分マンションを購入し、東京23区を中心に最大6棟55部屋を所有。
大和証券、大和総研に11年間勤務後、不動産コンサルタントとして独立。
現在は年間20億円以上の「非公開物件」仲介を行う。強みは「物件情報力」で、経験を活かしてセミナー講師や執筆活動にも携わる。
私生活では子供3人を育てる「ほぼ主夫」。
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菓子専門店「おかしのまちおか」を運営する株式会社みのやが、東京証券取引所スタンダード市場への新規上場を予定しています。
本記事では、同社のIPOに関する詳細な情報、業績動向、成長戦略、そして投資判断のポイントについて解説します。
IPOの概要と注目点
株式会社みのやは、2025年7月18日に東京証券取引所スタンダード市場への上場を予定しています。
想定公開規模は約11.6億円です。
株式市場における新規公開(IPO)は、投資家にとって新たな投資機会となる一方、企業の成長性やリスクを慎重に見極める必要があります。
IPOの詳細
今回のIPOでは、公募50万株、売出20万株(オーバーアロットメント含む)が予定されています。
想定発行価格は1,440円です。
この価格に基づいた予想PER(株価収益率)は11.7倍~12.5倍となり、類似企業と比較して割安な水準と見られています。
成長性への懸念
2025年6月期の業績は、売上高241億円(前期比6.9%増)と増収を見込むものの、経常利益は7.7億円(同25.9%減)と減益予想です。
この減益予想は、同社の成長性に対する投資家の懸念材料となる可能性があります。
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事業内容と店舗展開
株式会社みのやは、菓子専門店「おかしのまちおか」を運営しています。
地域密着型の店舗運営を重視し、幅広い年齢層の顧客に支持されています。
店舗ネットワーク
2025年5月末時点で、関東圏に160店舗、中京圏に24店舗、関西圏に23店舗の計207店舗を展開しています。
これらの店舗は、地域住民にとって身近な存在として、日常的なお菓子の購入先となっています。
地域密着型戦略
同社は、地域ごとのニーズに合わせた商品構成や販促活動を展開しています。
これにより、顧客の来店頻度を高め、安定的な売上を確保しています。
業績分析と財務状況
株式会社みのやの業績は、売上高は堅調に推移しているものの、利益面では課題が見られます。
売上高の推移
売上高は、店舗数の増加や既存店の売上向上により、安定的に成長しています。
しかし、競争激化や原材料価格の高騰などの影響を受け、利益率の改善が課題となっています。
利益率の低下
2025年6月期の経常利益は、前期比で大幅な減少となる見込みです。
これは、人件費や物流費の増加、販促費の増加などが要因として挙げられます。
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類似企業との比較
株式会社みのやの株価水準は、類似企業と比較して割安な水準と見られています。
PERの比較
想定発行価格に基づいた予想PERは11.7倍~12.5倍です。
これは、同業他社のPERと比較して低い水準です。
投資判断のポイント
割安な株価水準は、投資家にとって魅力的な要素となります。
しかし、直近の減益予想や競争環境などを考慮し、慎重な投資判断が求められます。
今後の成長戦略
株式会社みのやは、今後の成長に向けて、新たな店舗展開や商品開発、販促活動の強化などに取り組む計画です。
店舗展開の加速
既存の店舗ネットワークを拡充するため、新たな出店を積極的に進める方針です。
特に、未出店地域への進出や、既存店舗のリニューアルなどを通じて、更なる成長を目指します。
商品開発の強化
顧客ニーズの変化に対応するため、新たな商品開発に注力します。
健康志向やトレンドを取り入れた商品、地域限定の商品などを開発し、顧客の満足度を高めることを目指します。
見解
株式会社みのやのIPOは、割安な株価水準と需給面での下支えが期待できる一方、直近の減益予想が成長性への懸念材料となるため、投資判断には業績動向と市場の評価を慎重に見極める必要があります。
業界・経済的文脈における意義
菓子業界は競争が激しく、消費者の嗜好も多様化しています。
このような状況下で、地域密着型の店舗展開と商品戦略は、安定的な顧客基盤を築く上で重要な要素となります。
しかし、原材料価格の高騰や人件費の増加など、経営環境は厳しさを増しており、コスト削減や効率化が課題となっています。
地政学的要因や規制環境の変化との関連性
地政学的なリスクの高まりや、食品に関する規制の強化などは、菓子業界にも影響を与える可能性があります。
特に、原材料の輸入に依存している企業は、為替変動や貿易摩擦などの影響を受けやすく、リスク管理が重要となります。
企業戦略の妥当性と将来性
株式会社みのやの地域密着型の店舗展開戦略は、顧客との信頼関係を築き、安定的な売上を確保する上で有効です。
しかし、競争激化や消費者の嗜好の変化に対応するため、商品開発や販促活動の強化が不可欠です。
競合他社との差別化を図り、独自の強みを活かすことが、今後の成長を左右するでしょう。
投資家にとっての短期・中長期的意味合い
短期的な視点では、IPO後の株価変動に注意が必要です。
割安な株価水準は、初期の買いを集める可能性がありますが、業績動向や市場の評価によっては、株価が下落するリスクもあります。
中長期的な視点では、同社の成長戦略の実現度合いが、投資収益を左右するでしょう。
業界全体のトレンドとの関連性
菓子業界は、健康志向や高齢化などの社会的なトレンドの影響を受けています。
低カロリー、無添加、健康に配慮した商品など、新たなニーズに対応した商品開発が求められています。
また、オンライン販売の拡大や、コンビニエンスストアとの連携など、販売チャネルの多様化も重要な課題となります。
潜在的な課題やリスク要因
原材料価格の高騰、人件費の増加、競争激化、消費者の嗜好の変化など、多くのリスク要因が存在します。
これらのリスクを適切に管理し、変化に対応できる柔軟性が、企業の持続的な成長を支える上で重要となります。
今後の展望
株式会社みのやは、地域密着型の店舗展開と商品戦略を強みとして、安定的な成長を目指すと考えられます。
しかし、経営環境は厳しさを増しており、コスト削減や効率化、新たな商品開発、販促活動の強化などが不可欠です。
投資家は、同社の経営戦略の実現度合いと、市場の評価を慎重に見極める必要があります。
初値予想とセカンダリー考察
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【初値予想】:1,700円~2,000円
【BBスタンス】:参加
【セカンダリー】:参加(積極)
吸収金額は高くないため、ある程度初値は上がると考えています。
業種的な魅力はやや乏しそうな感じもしますが、社長が資産管理法人含めて大半を保有しているため、中長期目線では期待できそうな雰囲気です。
配当を増やしてきたり、メインは株主優待のお菓子ですかね。期待したいです。
セカンダリーに関しては、1,950円ほどを上値めどとして参加しようと思います。
初値予想はこの水準以下が多いと思うので、感覚的には初値特攻になるんじゃないかと予想しています!
積極的に参加予定です。
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