この記事を書いた人
船橋寛之(ふなばしひろゆき)
1984年生まれ。
ドイツ育ちの不動産投資家。
不動産投資歴16年。
立教大学 経済学部卒。
リーマンショックの時に新卒で区分マンションを購入し、東京23区を中心に最大6棟55部屋を所有。
大和証券、大和総研に11年間勤務後、不動産コンサルタントとして独立。
現在は年間20億円以上の「非公開物件」仲介を行う。強みは「物件情報力」で、経験を活かしてセミナー講師や執筆活動にも携わる。
私生活では子供3人を育てる「ほぼ主夫」。
| 水面下で取引される 「非公開物件情報」はこちら (メルアド登録のみ) |
ククレブ・アドバイザーズ株式会社は、2025年10月30日に大規模な資金調達計画を発表しました。
公募及び第三者割当による新株式発行、並びに株式売出しを通じて、最大3,895,192,550円の資金を調達する予定です。
この資金は、CRE(企業不動産)ソリューションビジネスと不動産テックビジネスの強化に充当され、同社がCREプラットフォーマーとしての地位を確立するための重要な一歩となります。
そして最後に、過去の統計から導き出される本銘柄の価格決定日における終値を大予想します!
私は自分で計算している決定日の終値を基準に、
・勝率の高そうなPOなのか
・やや気を付けるべきPOなのか
・参加条件を満たさないので不参加
を判断しています。
POでの稼ぎ方を知っていると、生涯で「1億円の利益」も現実的だよ!
【私のIPO・PO当選実績】→ こちら
資金調達の概要と目的
今回の資金調達は、ククレブ・アドバイザーズが中期的な成長戦略を実現するための重要な柱となります。
調達した資金は、主に以下の2つの事業に投資されます。
・CREソリューションビジネスにおける投資物件取得資金:3,795,192,550円
・不動産テックビジネスにおけるシステム開発資金:100,000,000円
これらの投資を通じて、同社はCREマーケットにおける競争力を高め、顧客に対してより高度なサービスを提供することを目指しています。
CREソリューションビジネスの強化
CREソリューションビジネスでは、調達資金を投資物件の取得に充当することで、収益基盤の拡大を図ります。
具体的には、オフィスビル、商業施設、物流施設など、多様な不動産ポートフォリオを構築し、顧客のニーズに合わせた最適なソリューションを提供することを目指します。
また、取得した物件のバリューアップを通じて、収益性の向上も図ります。
不動産テックビジネスの推進
不動産テックビジネスでは、システム開発資金を投入することで、AIやビッグデータを活用した革新的なサービスの開発を加速させます。
これにより、不動産市場の透明性を高め、顧客に対してより効率的な情報提供や意思決定支援を行うことが可能になります。
具体的には、物件の価格査定、市場分析、リスク評価など、多様な機能を提供するプラットフォームの開発を進めています。
【21日間で学べる不動産投資メルマガ!】
メールアドレスだけで登録完了!
21日間、毎日夕方配信!
不動産投資初心者の方、検討中の方は必読!
不動産業者と対等に会話ができる知識が身に付きます。
登録はこちら
↓ ↓ ↓ ↓

新株式発行と株式売出しの詳細
今回の資金調達では、複数の手法が組み合わされています。
公募による新株式発行、第三者割当増資、オーバーアロットメントによる売出しなど、詳細な条件が設定されています。
公募による新株式発行
公募による新株式発行は561,000株です。
発行価格は、2025年11月17日から19日の間に決定される予定です。
これにより、一般投資家からの資金調達を目指します。
第三者割当増資
地主株式会社とエムエル・エステート株式会社を割当先とする第三者割当増資も実施されます。
それぞれの割当株式数は、地主株式会社が108,400株、エムエル・エステート株式会社が46,500株です。
これにより、戦略的なパートナーシップを強化し、事業シナジーを追求します。
みずほ証券株式会社を割当先とする第三者割当増資
みずほ証券株式会社を割当先とする第三者割当による新株式発行も93,600株を予定しています。
これにより、資金調達の円滑化を図るとともに、金融機関との連携を強化します。
オーバーアロットメントによる売出し
オーバーアロットメントによる売出しも最大93,600株実施されます。
これにより、株式の流動性を高め、投資家のニーズに応えます。
CREプラットフォーマーとしての戦略
ククレブ・アドバイザーズは、今回の資金調達を機に、CREプラットフォーマーとしての地位を確立することを目指しています。
そのためには、CREソリューションビジネスと不動産テックビジネスの融合が不可欠です。
データドリブンなCREソリューション
同社は、不動産テックを活用して収集したデータを分析し、顧客に対してより精度の高いCREソリューションを提供することを目指しています。
例えば、物件の稼働率や賃料水準、周辺環境などのデータを分析することで、最適な投資戦略や物件管理戦略を立案することが可能になります。
ワンストップサービスの提供
同社は、物件の取得から管理、売却まで、CREに関するあらゆるニーズに対応できるワンストップサービスを提供することを目指しています。
これにより、顧客は複数の業者に依頼する手間を省き、効率的にCRE戦略を実行することができます。
【簡単な机上査定で不動産価値を知ろう!】
60秒の入力作業でお持ちの不動産価値がわかります。
投資用マンション、戸建て、ご自宅、なんでもOK!
全国対応!
いくらで売れるのか、サクッとわかります!
↓ ↓ ↓ ↓

市場への影響と今後の展望
今回の資金調達は、ククレブ・アドバイザーズだけでなく、CRE市場全体にも大きな影響を与える可能性があります。
同社の成長は、CRE市場の活性化につながり、新たなビジネスチャンスを生み出すことが期待されます。
CRE市場の活性化
ククレブ・アドバイザーズの積極的な投資は、CRE市場における競争を激化させ、サービスの質の向上を促す可能性があります。
また、同社の不動産テックビジネスの推進は、市場の透明性を高め、投資家にとってより魅力的な市場を創出することが期待されます。
新たなビジネスチャンスの創出
ククレブ・アドバイザーズの成長は、関連企業にとっても新たなビジネスチャンスを生み出す可能性があります。
例えば、不動産管理会社、建設会社、金融機関など、多様な企業が同社との連携を通じて、新たな収益源を確保することができます。
見解
今回のククレブ・アドバイザーズによる大規模な資金調達は、同社が単なる不動産アドバイザーから、CRE市場全体を牽引するプラットフォーマーへと進化しようとする強い意志の表れと言えるでしょう。
この動きは、国内の不動産市場、特にCRE分野に大きな影響を与える可能性を秘めています。
業界・経済的文脈における意義
日本経済が成熟期を迎え、企業の事業戦略における不動産の重要性が増す中で、CREソリューションへのニーズは高まっています。
ククレブ・アドバイザーズの今回の資金調達は、このような市場のニーズに応えるとともに、不動産テックを活用することで、より高度なCRE戦略を支援する体制を構築しようとするものです。
特に、低金利環境が続く中で、不動産投資は依然として魅力的な投資先であり、同社の資金調達は、このトレンドをさらに加速させる可能性があります。
企業戦略の妥当性と将来性
CREソリューションと不動産テックの融合という同社の戦略は、非常に理にかなっています。
不動産テックを活用することで、物件の選定から管理、売却まで、CREのライフサイクル全体を効率化し、顧客に最適なソリューションを提供することが可能になります。
競合他社との比較においても、データドリブンなアプローチは、競争優位性を確立する上で重要な要素となるでしょう。
投資家にとっての短期・中長期的意味合い
今回の資金調達は、ククレブ・アドバイザーズの成長を加速させ、企業価値の向上につながる可能性があります。
短期的な視点では、株式の希薄化や市場の変動リスクも考慮する必要がありますが、中長期的な視点では、同社の成長戦略が成功すれば、投資家にとって大きなリターンをもたらす可能性があります。
株価予想と参加スタンス
【簡単な机上査定で不動産価値を知ろう!】
60秒の入力作業でお持ちの不動産価値がわかります。
投資用マンション、戸建て、ご自宅、なんでもOK!
全国対応!
いくらで売れるのか、サクッとわかります!
↓ ↓ ↓ ↓

信用銘柄の売出です。
ディスカウントが高めの水準であるため、受け渡し前日に空売りが取れると勝てる可能性はあります。
取れない可能性も高く、基本的には不参加の方針とします。
不人気の場合、申込依頼が来るかもしれず、その場合は多少申し込みを入れる予定です。
《ポイントになる決定日の終値》
予想不可
《配分結果》
不参加
※「ポイントになる決定日の終値」は、その基準より下で決まって欲しい、というものです(貸借かつ売り禁になっていない銘柄のみ予想)。
過去の統計から予測値を出しています。
但し、普段の出来高、売出株数、地合い、その他の兼ね合いもあるため、下で決まっても安心、上で決まったら割高とも言い切れません。
PO発表日翌営業日から価格決定日までの推移も大切だったりします。
【私のIPO・PO当選実績】→ こちら
■■■■■■■■■■
★店頭証券で相手にされる資産はどのくらい?を解説します!
↓ ↓ ↓ ↓
★POで手堅く利益を出す方法を解説します!
↓ ↓ ↓ ↓
★IPOで年間20銘柄当選する方法を解説します!
↓ ↓ ↓ ↓
■■■■■■■■■■







