この記事を書いた人
船橋寛之(ふなばしひろゆき)
1984年生まれ。
ドイツ育ちの不動産投資家。
不動産投資歴16年。
立教大学 経済学部卒。
リーマンショックの時に新卒で区分マンションを購入し、東京23区を中心に最大6棟55部屋を所有。
大和証券、大和総研に11年間勤務後、不動産コンサルタントとして独立。
現在は年間20億円以上の「非公開物件」仲介を行う。強みは「物件情報力」で、経験を活かしてセミナー講師や執筆活動にも携わる。
私生活では子供3人を育てる「ほぼ主夫」。
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株式会社ひろぎんホールディングスは、2025年6月30日の取締役会において、大規模な株式売出しを決議しました。
本記事では、この株式売出しの背景、目的、そして市場への影響について詳細に解説します。
そして最後に、過去の統計から導き出される本銘柄の価格決定日における終値を大予想します!
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株式売出しの概要と目的
ひろぎんホールディングスは、普通株式10,867,900株の売出しを行うことを決定しました。
この売出しは、株主構成の多様化と株式の流動性向上を目的としています。
売出人の詳細
今回の売出しにおける主な売出人は以下の通りです。
・損害保険ジャパン株式会社(7,500,000株)
・東京海上日動火災保険株式会社(1,007,500株)
・他
これらの株主による売出しは、市場における株式の供給量を増加させ、より多くの投資家がひろぎんホールディングスの株式を保有する機会を提供します。
売出価格の決定方法
売出価格は未定であり、2025年7月8日から7月11日のいずれかの日に決定される予定です。
価格決定にあたっては、東京証券取引所における当社普通株式の終値に0.90~1.00を乗じた価格を仮条件としています。
この価格設定は、市場の動向を反映しつつ、投資家にとって魅力的な水準を目指すものと考えられます。
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オーバーアロットメントによる売出し
オーバーアロットメントによる売出しも予定されています。
追加売出しの可能性
SMBC日興証券株式会社は、オーバーアロットメントによる売出しとして、上限1,500,000株を追加的に売出す可能性があります。
これは、需要が非常に高い場合に、より多くの株式を市場に供給することで、株価の急激な変動を抑制する目的があります。
市場への影響
オーバーアロットメントによる売出しは、株式の流動性をさらに高める効果が期待されます。
自己株式取得の実施
ひろぎんホールディングスは、株式売出しと並行して自己株式取得も実施します。
自己株式取得の目的
自己株式取得は、資本効率の向上と株主への利益還元を目的としています。
自社株買いを行うことで、市場に流通する株式数を減らし、一株当たりの価値を高める効果が期待できます。
資本効率の向上
自己株式取得は、企業の財務戦略の一環として重要な役割を果たします。
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市場の反応と今後の展望
今回の株式売出し発表を受けて、市場は様々な反応を示しています。
投資家の視点
投資家は、今回の株式売出しがひろぎんホールディングスの企業価値にどのような影響を与えるかに注目しています。
株主構成の多様化や資本効率の向上は、長期的な視点で見ればプラス要因となる可能性があります。
今後の株価動向
今後の株価動向は、売出価格や市場全体の状況に左右されると考えられます。
投資家は、慎重な分析と情報収集に基づいて投資判断を行う必要があります。
ひろぎんホールディングスの戦略
ひろぎんホールディングスは、今回の株式売出しを通じて、さらなる成長を目指しています。
地域経済への貢献
ひろぎんホールディングスは、地域経済の活性化に貢献することを重要な使命としています。
今回の株式売出しで得た資金を、地域経済の発展に役立てることで、企業価値の向上につなげたいと考えています。
持続可能な成長
ひろぎんホールディングスは、持続可能な成長を目指し、ESG(環境、社会、ガバナンス)の取り組みを強化しています。
見解
今回のひろぎんホールディングスの株式売出しは、複数の側面から評価できる重要な動きです。
業界・経済的文脈における意義
地方銀行を取り巻く環境は厳しさを増しており、再編や経営統合の必要性が叫ばれる中で、ひろぎんホールディングスが独自の戦略を打ち出している点は注目に値します。
株主構成の多様化は、経営の安定性を高めるだけでなく、新たなビジネスチャンスの創出にもつながる可能性があります。
地政学的要因や規制環境の変化との関連性
低金利政策の長期化や人口減少といった構造的な問題に加え、地政学的なリスクも高まっており、金融機関はより強固な財務基盤を築く必要があります。
今回の株式売出しは、そうした外部環境の変化に対応するための戦略的な一手と言えるでしょう。
企業戦略の妥当性と将来性
自己株式取得と並行して株式売出しを行うという戦略は、資本効率の向上と株主価値の最大化を目指すものであり、妥当性があると考えられます。
ただし、今後の株価動向や市場の反応によっては、戦略の見直しも必要となる可能性があります。
投資家にとっての短期・中長期的意味合い
短期的な視点で見ると、株式の供給量が増加することで株価が下落するリスクも考えられます。
しかし、中長期的な視点で見れば、経営基盤の強化や成長戦略の推進によって、企業価値が向上する可能性も十分にあります。
投資家は、リスクとリターンを慎重に比較検討する必要があります。
業界全体のトレンドとの関連性
金融業界では、デジタル化やフィンテック企業の台頭など、競争環境が大きく変化しています。
ひろぎんホールディングスが、これらのトレンドにどのように対応していくかが、今後の成長を左右する重要な要素となります。
潜在的な課題やリスク要因
株式売出しの成功は、市場の状況や投資家の需要に大きく左右されます。
また、自己株式取得のタイミングや規模によっては、財務状況に悪影響を及ぼす可能性もあります。
今後の展望
ひろぎんホールディングスは、今回の株式売出しを機に、地域経済への貢献をさらに強化し、持続可能な成長を実現していくことが期待されます。
そのためには、経営の透明性を高め、投資家との対話を積極的に行うことが重要となるでしょう。
株価予想と参加スタンス
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今回は自社株買いの発表をしていますが、POと同時ではなく先月公表済みです。
よって、POによる株価下落を支える要因にはなりずらいでしょう。
また、POを控えたうえで事前に自社株買いを公表しているあたり、やや株価のつり上げにも該当するかもしれません。
よって、本来は1,180円前後の予想としたいのですが、総合的に考えて以下の水準を決定日の終値基準として考えたいと思います。
個人的には約5,000万円ほどの申し込みを入れました。
《ポイントになる決定日の終値》
1,150円前後
《配分結果》
1,300株(申込:46,000株)
決定日の水準は予想していた範囲でドンピシャでした。
高くもなくすごい安くもなく、ですね。
地合いは大変良いので、欲しいPOで間違いないのですが、配分は1社のみかつわずか1,300株と非常に残念な結果となりました・・・たくさんもらえた人はおめでとうございます!
※「ポイントになる決定日の終値」は、その基準より下で決まって欲しい、というものです(貸借かつ売り禁になっていない銘柄のみ予想)。
過去の統計から予測値を出しています。
但し、普段の出来高、売出株数、地合い、その他の兼ね合いもあるため、下で決まっても安心、上で決まったら割高とも言い切れません。
PO発表日翌営業日から価格決定日までの推移も大切だったりします。
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