日本郵政 (6178)が公募・売出し(PO)を発表しました。
当銘柄は買いでしょうか?
公募・売出し日程など
売出価格等決定日 | 10月25日(月)~10月27日(水) |
受渡日 | 10月29日(金)~11月2日(火) |
貸借/信用 | 貸借銘柄 |
権利落ち | 3月 |
希薄化 | 約0% |
主幹事 | 大和証券、SMBC日興証券、みずほ証券、他外資 |
引受人 | 野村證券、SBI証券など |
調達金額は約9,500億円で超大型のPOとなります。
売出人は財務大臣です。
海外分もあります。
多くの証券会社で取り扱いがあり、お祭りPOです。
ある程度支店取引のある人であれば、一撃7桁の利益も十分狙えると思います。
個別銘柄ですが、ディスカウント率の予想は2%と低めです。
メイン証券各社の割合はザックリ以下の通りです。
・大和証券:約24%
・みずほ証券:約24%
・SMBC日興証券:約19%
・野村證券:約18%
残りの15%を他で分け合うイメージです。
野村証券は引受人ですが、共同主幹事であるSMBC日興証券と同じくらいの割合があります。
株価予想・事前評価・分析
PO発表と同時に、約1,000億円の自社株買いも発表しています。
受渡日の翌営業日から4月28日までの間に、市場で買付をしていきます。
この発表もあってか、PO発表後の株価の下げはイマイチです。
但し、売り出し規模約9,500億円に対し、自社株買いは1,000億円であるため、その比率自体は、たいしたことありません。
特大の売り出し案件でもあり、株価が低い水準で価格決定日を迎えないことも考えられます。
高値圏で公募価格が決まると、その翌営業日から受渡日までの間でヘッジできる金額が低くなる可能性もあります。
ただし、この規模での公募割れはないと信じています(各証券会社の意地)。
海外募集分があるので、安定操作期間は通常より長い3営業日を予想します。
投資スタンス・参加について
強気→超強気
ポイントは次の通りです。
・貸借銘柄
・多くの配分が見込める特大案件
・安定操作期間が通常より長い可能性が高い
・株価の下落が想像以上に大きい(10月24日追記)
貸借銘柄でかつ売り禁になっていないため、問答無用の参加です。
売り禁にならない限り、当記事投稿時点では、どの貸借銘柄POとも時期がかぶっていないので、全力の参加ではないでしょうか。
私は、37,000株の申し込みをしました。
(10月13日追記)
投資スタンスを強気から超強気に修正しました。
海外売り出しがスタートしましたが、初日で3倍近い募集があったことから、海外人気が非常に高いことがうかがえます。
また、海外投資家の中には、受渡日に売り出すことのない機関投資家も入っているので、受渡日の売り出し株数減少にも貢献するかもしれません。
また、受渡日はインデックス買いの期待があるため、受渡日に株価が上昇する確率が高くなります。
株価に関しては地合いに左右される側面が強いので、下落も考えられますが、上昇の期待値は高いでしょう。
(10月19日追記)
参加したい貸借銘柄のPOが一気に追加されてきました。
以下の4銘柄です。
・堺化学工業
・ヒューリックリート投資法人
・NTT都市開発リート投資法人
・積水ハウス・リート投資法人
全て資金の時期が一緒ですが、どれもやや小型のPO規模であり、多くの配分は見込めないと考えています。
抽選参加の方は全てに参加する形で問題ありませんが、店頭組はあえて配分の見込みが低い銘柄に予算を割り当てなくて良いでしょう。
私は、各200万前後の申込としました。
(10月24日追記)
発行価格として決まるであろう900円台前半を大きく割り込んで800円台中盤前後の推移となりました。
低い価格からさらにディスカウントが入るので、公募組にとっては良い条件ではないでしょうか。
しかしながら、完全な下落トレンドであるため、価格決定日の翌日から受渡日までの株価は要注意です。
個人的にも、ヘッジ無しで受渡日を迎える株数比率は検討中です。
(10月25日追記)
海外配分が積み増しされたようです。
全体としてどのくらいの割合増えたのかは不明ですが、それなりの規模が海外に追加で流れることになっています(日本での配分数量が海外に流れた)。
よって、当初よりは当選しにくくなったんじゃないかと思います。
これにより配分も申告から削られる可能性が出てきました。
但し、海外で人気が高いというのはポジティブな材料だと思いますので、楽しみです。
当選・配分株数
25,200株の配分がありました。
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