株式会社Reve Associeが保証していた家賃の支払いをストップし、連絡がつかない状態になっています。
事実上の倒産であり、早急に賃貸管理会社の変更をする必要があります。
【会社概要】
社名. 株式会社 Reve Associe. 役員. 代表取締役 高橋健太. 所在. 〒100-0005. 東京都千代田区丸の内2-3-2郵船ビルディング1階
株式会社Reve Associeのトラブル内容
株式会社Reve Associeは、不動産業者と買主の間に入る、ブローカーの立ち位置です。
買主を不動産業者につなげることで、不動産業者から紹介料を得ているケースとなります。
流れは次の通りです。
1)買主は、不動産業者を紹介され、そこで不動産を購入
2)購入した不動産の賃貸管理を、サブリース(家賃保証)という形で株式会社Reve Associeが請け負う
3)しばらくは家賃が振り込まれたものの、その後減額または停止
家賃の振り込みを停止されたオーナーは、たまりません。
オーナーは銀行から融資を受けて不動産を購入している以上、問答無用で毎月ローンの支払いがあります。
通常であれば、家賃からローンをカバーしますが、家賃の振り込みがなければ、ローンを全額オーナーが負担しないとけません。
通常であれば、入居者からの家賃が賃貸管理会社である株式会社Reve Associeに振り込まれ、そこからオーナーに保証賃料が振り込まれます。
入居者
↓
株式会社Reve Associe
↓
オーナー
今回のケースでは、入居者がいるにも関わらず、株式会社Reve Associeがオーナーに家賃を支払っていません。
実に悪質なケースです。
どのようにトラブルを解決していくのでしょうか。
株式会社Reve Associeとのトラブル解決方法
不動産の所有権自体は、オーナーにあります。
このため、賃貸管理会社として間に入っている株式会社Reve Associeを、排除できれば、入居者からの家賃を受け取ることができるようになります。
入居者と直接やり取りをするのは難しいため(自主管理と言います)、新しい賃貸管理会社を探して、株式会社Reve Associeから新管理会社に切り替えることで解決します。
賃貸管理会社にも良い悪いがあるので、複数社比較してみることをお勧めします。
さて、今回のポイントは、株式会社Reve Associeを賃貸管理から外すことです。
新賃貸管理会社は、前賃貸管理会社との契約がスッキリしていない限り、介入を嫌がります。
トラブルに巻き込まれたくないためです。
このため、まずは株式会社Reve Associeの賃貸管理を、自分で外す必要があります。
家賃が数か月振り込まれていない時点で、株式会社Reve Associeの債務不履行は、明白でしょう。
賃貸管理契約書まはたサブリース契約書に、解除事項が明記されていれば、それをもとに契約を解除します。
内容証明を株式会社Reve Associeの所在地に送っても、返ってくることが予想されます。
そもそも入居者がいるのかわからない場合は、現地を確認するしかありません。
入居者がいれば、株式会社Reve Associeに家賃は振り込まれているはずなので、賃貸管理を外しましょう。
新賃貸管理会社に、現状の説明をし、移行手続きのアドバイスをもらうと良いでしょう。
まとめ
株式会社Reve Associeの賃貸管理が外れることで、少なくとも入居者からの家賃は振り込まれるようになります。
しかし、このような会社は、収支を良く見せるため、本来取れる家賃よりも高値で家賃保証している場合があり、株式会社Reve Associeが外れた後は、当初よりも収支が悪化するという心構えが必要です。
また、株式会社Reve Associeがブローカーとなって販売している物件は、相場よりもかなり高額で販売されているため、売ることは難しいでしょう。
残債 > 売値
になるからです。
賃貸管理を切り替え、不動産を保有し、売れるタイミングがくるまで粘るしかありません。
高値で買っているため、少なくとも15年以上は売れない覚悟が必要です。