売却編

不動産売却の査定価格はウソだらけ!不動産業者の見分け方・選び方とは?

不動産の売却査定価格は、一番低い査定価格を出した不動産業者が一番信用できるのです。

不動産の売却を検討する際、持っている不動産がどのくらいの価格で売れるのか、気になると思います。

このとき利用する「不動産売却価格査定」は、ほとんどの場合、実際に売れる価格よりも高い価格で査定されます。

不動産業者の出す価格査定は、あまりアテにならないと考えてください。

 

いくらで売れるのか気になる!

という方は、以下から査定してみてください。

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・三井のリハウス

・住友不動産

・東急リバブル

・三菱地所ハウスネット

・小田急不動産

・野村の仲介PLUS

なぜ売却の査定価格は相場より高いのか?

A不動産とB不動産の両社に所有している物件の価格査定を依頼したとします。

A不動産は、2,000万円で売れそうですよ!

という回答でした。

B不動産は、2,500万円で売れそうですよ!

という回答でした。

どちらの業者に物件の売却を依頼したいと考えますか?

自分の持っている物件は、自分自身が過大評価をするものであり、できるだけ高く売りたいと考えるのが通常だと思います。

すると、B不動産に依頼したいと思う方が多いのではないでしょうか。

高い値段で査定価格を出した方が、任せてもらえる可能性が上がると考えるのです。

これが狙いです。

高く売りたい売主の物件を、高く査定することで、売却の仲介依頼を受けたいと考える不動産業者が多く存在します。

売却物件の仲介依頼を受けることができれば、成約時に依頼者から仲介手数料を取ることができます。

仲介業者自身が買主も見つけてくる場合は、買主からも仲介手数料を取ることができます。

このため、不動産業者は、どこも物件の売却依頼を受けたいのです。

・オリンピックが終わる前に売っておいたほうがいいですよ!

・お持ちの物件は高値で売れる可能性がありますよ!チャンスです!

というような、いい加減な内容の勧誘を受けたことはないでしょうか。

不動産業者は、あなたが持っている物件が高く売れるかのようなトークで、不動産を売却しないか、と持ち掛けてきます。

高値で査定価格を出した不動産業者の販売手順

不動産売却の依頼を受けた不動産業者は、当初査定した価格で販売を開始します。

B不動産に依頼した場合、販売価格は2,500万円です。

しかし、相場より高い物件は当然売れません。

すると、価格を2,280万に下げて再募集してみませんか?と持ち掛けてきます。

売り始めたオーナーは、売りたい意思があるため、この条件を飲みます。

これでも相場より高いため、売れません。

すると、価格を1,980万に下げて再募集しませんか?と持ち掛けてきます。

そして結果的に、良心的な価格査定をしていたA不動産と同じような価格で売れることになるのです。

但し、このようなやり方で売りの依頼を取りに来る不動産業者に物件を任せないほうが良いでしょう。いつどこでまたウソをつくかわかりません。

不動産業者の見分け方・選び方

冒頭でも書きましたが、不動産の売却査定価格は、一番低い査定価格を出した不動産業者が一番信用できるのです。

一番高い査定を出した不動産業者はインチキである可能性が高く、契約してはいけません。

売主の気持ちとしては、高い査定を出してきた不動産業者にお願いしたい気持ちはよくわかります。

しかし、今まで解説した通り、不動産は相場でしか売れないのです。

複数の不動産業者に査定を依頼し、査定結果を比較してみてください。

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但し、エリアが異なる不動産業者への依頼は辞めておいた方が良いでしょう。

極端ですが、広島県で活動している不動産業者に、東京の物件の査定依頼はしないでください。

査定を依頼する不動産業者の本社や支社がどのエリアにあるのかは確認が必要です。

 

ウソやデタラメが横行する不動産業界で、良い不動産業者を見極めるのは難しいのが実態です。

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また、次のような観点も参考にしてみてください。

・購入時お世話になった不動産仲介業者

⇒購入した物件が非常によく、大変満足できた場合に限ります

・物件の建築や販売に関わった不動産業者

⇒ライオンズマンションであれば大京などです

・複数社を訪問し、己の感覚を信じる

⇒フィーリングはとても重要です

・成功している不動産投資家が利用している不動産業者

⇒成功者がよく使う不動産業者であれば優良の可能性は上がります

個人的には、やはり「人」です。どのような人を通じて知り合った不動産業者であるのか、は大切な要素になります。

また、「信頼できる ≠ 大手」です。

大手だから信頼できる、は不動産業界においては特に当てはまりません。

会社の規模は関係ないのです。

結局のところ、どの不動産業者を経由しても、不動産流通サイトに情報が掲載され、その情報をもとに各不動産業者が売り物件の情報を掲載します。

・規模が小さいと売れにくい

・規模が大きいと売れやすい

ということはないのです。

特に信頼できる人がいなかったり、特定の不動産業者との付き合いが無いような場合は、一般媒介契約で複数の不動産業者に物件売却を依頼すると良いでしょう。

一般媒介契約で複数の不動産業者と契約し、フィーリングを確かめてみてください。

いきなり1社と専任媒介契約を締結すると、フィーリングが合わなかった場合でも、その会社との契約を一定期間(最大3か月)切ることができません。

各媒介契約については、以下の記事を参考にしてみてください。

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物件を購入した不動産業者に査定依頼をしてはいけない

物件を販売した不動産業者は、ワンルーム系であれば、ほぼ間違いなくぼったくり同然の値段で販売しています。

本来1,000万円の価値しかない物件を、1,800万円で売っているのです。

1,800万円で購入した人が、3年後に売りたい!と相談に来たとします。

その時、査定額は950万円です、と言えるでしょうか?

1,800万円で売った物件の3年後の値段が950万であれば、誰でもおかしいことに気が付きます。

そこで、査定額は1,850万円です、などとウソを付きます。

1,850万円で売りに出すのはオーナーの自由なので、売却活動自体はできます。

但し、相場950万円の物件を1,850万円で売りに出していたら、永遠に売れません。

このようなことは起きるので、物件を査定する時は、販売した不動産業者以外の業者に依頼するほうが良いでしょう。

まとめ

持っている不動産をできるだけ高く売りたい!

という気持ちはよく理解できます。

しかし、不動産は相場でしか売れません。

他社より高値で売れますよ!という種類のトークで迫ってきた不動産業者とは契約しないほうが良いでしょう。

査定価格を高く出し、結局売れる値段にまで価格を下げなければいけない場合、その間の時間は無駄になります。

複数の不動産業者に査定を依頼した場合、一番低い査定価格を出してきた業者が、一番信頼できる可能性があります。

査定価格は、

「不動産業者が売りの媒介契約を取りたいが故に、意図的に高く出してくる」

と理解しておいてください。

高い査定価格を出す不動産業者は信用できない

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