起業・独立すると、良くも悪くも、多くの人と関わることになります。
会社員時代では閉じていた世界が、格段に広がります。
世界が広がることによって、普段接することのなかった人種と接点を持つようになります。
特にある程度の企業に勤めていると、みなさんは、良くも悪くも「まとも」です。
人をだましたり、いきなり音信不通になることもありません。
出資したお金をそのまま持ち逃げして飛ぶような人もいません。
しかし、このような意識で起業・独立の世界に入ってくると、いきなり騙されることになるでしょう。
野生の動物であふれる起業・独立の世界では、油断できません。
野生の世界でぼーっとしていると、すぐ食われます。
新規で関わる人には、疑いの目を持って接するくらいがちょうど良いでしょう。
関わる人を選別できないと、あなた自身も信頼を失うことになります。
関わらないほうが良い人のポイントは、次の通りです。
・ブランド品が目立つ
・見た目が下品、派手(チャラチャラ)
・コアな仕事と得意分野が不明確(何でもやっています、というタイプ)
・ネットワーカー(全否定はしませんが、高確率で質が低い)
・お金第一主義
・儲け話をしてくる(ジャンルは問わない)
・成功者を醸し出している
・いい人に見える
何かに夢中になっていて、好きでその仕事をやっている人は、信用できる確率が高いと感じます。
好きで好きで仕方ない分野を仕事にしました!
という人と、関わるとビジネスは上手くいくと思います。
何をやっているのかイマイチよくわからない人は、要注意です。
特に、「儲け話」は要注意です。
儲け話を持ち掛けてくる人に、まともな人はいないと思って間違いありません。
その話には乗らないようにしましょう。
人選をミスすると、周囲に迷惑をかけます。
紹介した人の質が低いと、あなたまで質が低いと思われてしまうからです。
人付き合いは気を付けましょう。
質の高い人付き合いは、あなたのビジネスを成功へと導くでしょう。
書籍抜粋
【中古】 賢いお金持ちが絶対に破らない 人づき合いの基準 /田口智隆(著者) 【中古】afb
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賢いお金持ちは、お付き合いの「質」にこだわる。
私の経験から言えるのは、「無意味な人づきあいの数」と「資産」は反比例の関係にあるということです。
つまり、人づき合いの「質」が向上することで、お金も増えていくのです。
賢いお金持ちは、無意味な人づき合いをできる限り避け、自分のビジネスに必要な時間、大切な人と過ごす時間を優先しています。
【中古】 1万2000人を見てわかった!お金に困らない人、困る人 /松尾昭仁(著者) 【中古】afb
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10年後食える人は上のレベルの人と付き合う
良くも悪くも、人は周りに流される生き物です。
ですから、環境次第で後々、能力に差がつき、将来稼げるお金にも大きな差が生まれます。
同じレベルの人と付き合っていると、「このくらいでいいや」という慢心が生まれ、それ以上成長できません。
自分より能力やレベルの高い人と付き合うのは簡単なことではありませんが、必死でしがみついているうちに自然と自分の水準もアップしているものです。
お金に困らない生活を手に入れたいのであれば、そういう生活をしている人とコンタクトをとって思想や行動を学ぶべきです。
自分のレベルが高くなければ、レベルの高い人からは相手にされないケースが多くあります。
お金に不自由なさそうに見える人がいたとしても、その人が何をやっている人なのか、その人が付き合っている他の人はどうなのか、しっかりと調べたほうが良いでしょう。
金持ちに見える偽物は、大量に存在します。
成功者を装う偽物は、大量に存在します。
10年後食えない人は、8割の人を大事にする
食える人は、2割の人だけを大事にする
お金に困らない人は、万人に好かれようとはしません。
自分の仕事や価値観を分かってくれる人に絞って商品・サービスを提供します。
その方が結果的に熱心なファンがつき、何度もリピートしてくれたり、いい客を連れてきてくれます。
わかる人にはわかってもらえる。
そんな思考を持てる人がお金に困らないのです。
「わかる人にはわかる」これが全てだと思います。
合わない人とと付き合う必要などありません。
自分に実力さえあれば、付き合う人を選べますし、レベルの高い人に絞って付き合えばいいだけのことです。
万人に好かれようと思っていたら大変危険です。