大東建託、レオパレス、シノケンといえば、不動産の3トップです。
魅力的な価格で魅力的な物件を販売している事例は皆無といっても過言ではないほど、関わってはいけない会社の3トップなのです。
レオパレスは、建築基準法違反で問題になっていますが、いつものことです。
「かぼちゃの馬車」で問題になった会社の社長も、レオパレス出身です。
やってはいけないことが当たり前になっている社風では、とんでもない人も生み出してしまうのかもしれません。
さて、次は大東建託の問題が挙げられています。
内容は、成約に至らなかった場合、申込金が返金されないとのことです。
結論からですが、論外です。
手付金であれば、契約が白紙撤回になった時点で、買主都合でない場合、全額返金するのが普通です。
例えば、ローンが通らなくて買えなかった場合などは、手付金を返金します(悪質な不動産業者の場合、ローン特約(※)を付与しない場合もあるので注意してください)。
記事を読む限り、手付金とは性質が異なる金銭を要求していると思われます。
そして、ローンが通らなかった場合、それを返金していないように見えます。
これが事実だとしたら、やはり悪質な会社だなと思ってしまいます。
買主側の都合により、本来通るはずだったローンが通らなくなるような場合、ペナルティーがあるケースもあるので、売買契約書のローン特約については、よく確認しておくべきです。
契約に至らないのに申込金を返金しないなんて、本当に最低です。
(※)ローン特約とは、売買契約時、ローンが万が一通らなかった場合は、全てを白紙撤回できるという特約です。手付金も全額返金されます。
Yahooニュース
賃貸住宅建設大手の大東建託(東京)をめぐり、アパートのオーナー契約に至らなかった場合に申込金が返金されないなどの相談が数十件相次いだとして、特定適格消費者団体「消費者機構日本」(東京)は27日、実態把握に向け情報提供を呼び掛けた。
同社は約款を変更し、現在は返金に応じている。
同団体によると、大東建託は地主らにアパート建設を提案し、契約を結んで建設させた上で、建物を借り上げて管理する。建設工事の契約締結前に「申込金」30万円を請求、契約時は一時金として数十万円~200万円ほどを求めていた。