この記事を書いた人
船橋寛之(ふなばしひろゆき)
1984年生まれ。
ドイツ育ちの不動産投資家。
不動産投資歴16年。
立教大学 経済学部卒。
リーマンショックの時に新卒で区分マンションを購入し、東京23区を中心に最大6棟55部屋を所有。
大和証券、大和総研に11年間勤務後、不動産コンサルタントとして独立。
現在は年間20億円以上の「非公開物件」仲介を行う。強みは「物件情報力」で、経験を活かしてセミナー講師や執筆活動にも携わる。
私生活では子供3人を育てる「ほぼ主夫」。
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時代は、劇的に変化しています。
テクノロジーは、絶えず変化しています。
自分自身の考え方も、時代に合わせてアップデートしていかないと、ついていけなくなるでしょう。
特に、2019年時点で35歳を超えている人は、要注意です。
今までの時代の考え方を今も引きずっており、新しい時代の発想の受け入れを拒否する傾向があるからです。
自分の中にある「普通」が否定されると、それを素直に受け入れることができません。
年齢を重ねると、特にその傾向が強くなります。
昔の考え方でこれからの時代を生き抜くのは、不可能です。
意識的に時代に合わせて古い情報をアップデートする努力をしてください。
私は、1984年生まれです。
就職活動をしていた頃は、それなりの大学に入って、
なんの疑いもなく、友人たちは淡々と大手企業に就職します。
それは、それなりの企業に就職したら、それなりの給与がもらえ、
退職した後は、年金で生活できることが保証されている。
そう思っていた。
または、そう信じ込んでいる親世代からの当たり前の教えで、
今はどうでしょうか。
私が就職活動をしていた頃から、かなりの年数が経過しています。
時代は、明らかに変わっています。
今就職活動をされている人の意識は、どう変化しているでしょうか。
大手に入っても、安泰ではありません。
終身雇用は、崩壊してます。
大手だからという単純な理由だけで、生き残れる時代ではありません
時代の流れに、柔軟に対応していく力が求められるでしょう。
古い人の発想では生きられません。
昔の「こうしなさい!」は、今の不正解です。
これは就職に限った話ではありません。
数年前の「正解」は、今の「不正解」です。
このくらいの意識で挑まないと、置いてかれます。
誰かに守ってもらうのではなく、自分を守るのは自分でしかないということです。
この意識がないと、老後貧乏まっしくらです。
年金ではなく、自分で稼いでやるぜ!くらいの意識が必要でしょう。
そのためには、なんでもいいのです。なるべく早く動きましょう。
動いた先に気付きがあり、そこから成長があります。
これを繰り返すことで自分の力でお金を稼ぐことができるようになります。
老後は、
年金+自分で好きなことをやって稼ぐ
の2本柱が理想です。
何より自分で日々考えることがあれば、ボケずにすみます。
書籍
【中古】【全品10倍!5/15限定】死ぬこと以外かすり傷 / 箕輪厚介
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努力は夢中に勝てない
一億総老後時代のように、自分が人生をかけるほど好きなものを皆が探すようになる。
今まではお金を稼ぐのが上手な人が豊かであったが、これからは夢中になれるものを見つけている人が豊かになる。
お金というものの価値が薄れてきている現在、好きでもないことを我慢して給与をもらうという発想では生き残れません。
好きなことを見つけ、一生懸命取り組めば、それがスキルとなり、信頼となり、結果としてお金を生むようになるのです。
【中古】【全品10倍!5/15限定】お金2.0 / 佐藤航陽
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人間は、自分が生まれた時すでに存在していたテクノロジーを、自然な世界の一部と感じる。
15歳~35歳の間に発明されたテクノロジーは、新しくエキサイティングなものと感じられ、35歳以降になって発明されたテクノロジーは、自然に反するものと感じられる。
私たちの脳は一度常識が出来上がってしまうとその枠組みの中でしか物事を考えたり判断するようになってしまい、新しく誕生した技術などをバイアスなしに見ることが難しいのです。
時代が1世代でも違うと、会話はかみ合いません。
1世代も違えば、テクノロジーの変化は尋常ではなく、世代間での常識が著しくズレます。
子供が親と意見でかみ合うわけがありません。
もし自分が親になる機会があれば、子供に対して、自分自身の発言が時代遅れではないか、自問自答してみてください。
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人間存在や国家ビジョンなどの我々のアイデンティティに関わる分野を聖域的にとらえ、それらからすれば、テクノロジーを些細な一分野であるような見方をする人もいます。
しかしながら、我々はテクノロジーによって知を外在化し、生活を拡張し、人間存在それ自体の自己認識を更新し続けてきたのです。
テクノロジーという人の営みが生んだ文化を見直し、テクノロジーが刷新する人間性や文化的価値観を考慮することは、これからの人の営みにおいて不可欠であり、自然の中から生まれた人間存在は、人間が生み出したテクノロジーにより新たな自然を構成することで自らの存在や定義を言う殻を破り、更新されうると僕は考えています。
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1945年以降の日本は、足並みをそろえ、官僚がトップダウンで政策を作った世界だったので、一個人は自分の考えを明確に持たなくてもいいように道筋が建てられていました。
しかし今、我々は個人の時代を迎えています。
日本の取るべきスキームや、個人の能力スキルセットが大きく転換しようとしているのです。
そんな時代においては、考えるための道筋がないとフレームが策定できません。
旧時代(転換前のスキームで教育の大半を受けてきた人)の教育を受けた人々が今後の世界に適用するために「どうやってものを考えたらいいか」という基盤を習得しないと、国も企業も個人も新しい時代を生き抜けません。
文脈は世界と向き合うのに必要です。
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高度経済成長の正体とは、「均一な教育」「住宅ローン」「マスメディアによる消費者購買行動」の3点セットだと僕は考えています。
つまり、国民に均一な教育を与えたうえで、住宅ローンにより家計のお金の自由を奪い、マスメディアによる世論操作を行い、新しい需要を喚起していくという戦略です。
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新しい時代に磨くべき能力とはなんでしょうか。
それは、ポートフォリオマネジメントと金融的投資能力です。
一つの職業訓練を受けて永遠にその職業についていれば大丈夫という考え方はなくなるということです。
これからの時代は、あらゆる人が、職業のポートフォリオを組みながら、暮らしていくことになります。
これからの時代は、複数の職業を持ったうえで、どの職業をコストセンターとするか、どの職業をプロフェショナルセンターとするかをマネジメントしないといけません。
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今後は、終身雇用も年功序列も終わりを告げます。
ひとつの会社で働き続けるのではなく、百姓として複数の仕事を行いつつ、さまざまな会社やさまざまな人たちと一緒に働くのが普通になるのです。
住宅ローンを組んでマイホームを買う!
というのも、当書籍にある通り、私は時代遅れだと思っています。
住宅ローンを組んでいるが故に身動きが取れなくなることはよくあります。
家を買って住む、という発想も古くて時代を感じてしまいます。