お金の話

【図解でわかる】純資産と総資産の違いと計算方法をわかりやすく解説!

総資産と純資産は、全く別物です。

「総資産が多い = お金持ち」ではありません。

「純資産が多い = お金持ち」です。

総資産と純資産の違いを理解しておかないと、本当はたいして資金力のない人をお金持ちと勘違いしたり、本当は健全性の高い人をたいしたお金持ちではないと判断したりします。

 

内容を5分動画にしました!

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特に、不動産を持っているような場合は、必然的に総資産が多くなります。

このため、総資産で見ると多くの資産を持っているように見える人でも、実は借金だらけで自己破産寸前だったりもします。

総資産は着目すべきポイントではないのです。

総資産と純資産のバランス(自己資本率)が重要となります。

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純資産を見れば本当の資産がわかるんだね!

 

総資産とは?

保有している資産全てを指します。

現金、投資信託、株式、不動産、車などが該当します。

これらを足し合わせた資産を総資産と呼びます。

総資産は、重要ではありません。

「総資産が多い = お金持ち」ではないワン!

 

純資産との違いがわかれば、この意味がわかります。

純資産とは?

「純資産 = 総資産 – 負債」です。

負債を差し引いて考える点で、総資産と意味が全く異なります。

純資産こそ、保有している本当の資産になります。

重要なのは純資産です。

以下は、総資産、負債、純資産に関する表です。

この表を基準にして、純資産から見える”真の姿”をケースごとに見ていきましょう(自己資本)。

総資産と純資産
借方 貸方
資産
(現金・有価証券・固定資産など)
負債
(ローンなど)
純資産
(真の資産)

純資産(自己資本)からわかる真の姿

真の姿は見ないで><

 

不動産を例にします。

不動産の世界では、総資産で見ると多くの資産を持っているように見えても、実は超過債務であったり、純資産がほとんどなかったりするケースもあります。

①500万円の現金を持っている人が

②5000万円の物件を頭金500万で購入したと仮定し

③その純資産をチェックします

①現金のみ保有
借方 貸方
現金
500万円
純資産
500万円

現金を500万円持っている状態は、負債がないので現金500万が純資産となります。

 

②不動産購入
借方 貸方
不動産
5,000万円
ローン
4,500万円
純資産
500万円

5,000万円の不動産を頭金500万円で購入しているので、ローンは4,500万円になります。

総資産は、不動産の5,000万円に対し、負債であるローンが4,500万円であるため、純資産は500万になります(5,000万円 – 4,500万円 = 500万円)。

さて、5,000万円で購入した不動産ですが、5年後に売却したいと考えました。

しかし、その資産価値が3,600万円ほどしかないことが発覚しました。

5年が経過しているので、ローンの残債は500万円減っています。

③真の姿
借方 貸方
不動産
3,600万円
ローン
4,000万円
純資産
▲400万円

ローンの残債が売却可能な物件価格を上回っており、超過債務になります。

超過債務とは、純資産がマイナスになっているという意味です。

5,000万円と思っていたはずの総資産も、実は3,600万円にまで減っています。

 

不動産を保有している人の総資産があまりあてにならないことは理解いただけたと思います。

不動産の世界では、買った値段が適正であるとは限らず、売りに出すと、想像をはるかに下回る金額でしか売れないケースが多々あります。

資産の観点で考えると、売れる値段が資産になるため、今回のように、本当の意味での資産は減っているということになるのです。

仮に、このような超過債務に陥っていても、総資産だけで見れば、3,600万円になります。

総資産3,600万円!

と言われると、なんとなくお金持ちに聞こえますが、実態は超過債務が400万円であり、純粋な借金を背負っていることになります。

この例から分かるように、総資産は無意味なのです。

資産と負債の両面を見ないと、正解が見えてきません。

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