【アイシン】
4,000万株近い比較的大型な売出人メインの売出しです。
1,700万株の自社株買いも発表しています。売出しの約半分です。
需給悪化比率は約11%となっています。
大幅な下落は見込めなさそうな内容です。
《ポイントになる決定日の終値》
5,100円前後
《決定日以降》
自社株買い、株式分割(9末)、約2500万株消却と3連チャンの好材料。POは悪材料出尽くしで、安く推移すれば買い候補。注目度は高そうです。
【トーエネック】
売出人メインの売出しです。
上限14万株の自社株買いも発表しています。
(追記)
自社株買いの数量を誤って計算(70万株→14万株)していたため、「ポイントになる決定日終値」を修正
《ポイントになる決定日の終値》
5,600円前後
《決定日以降》
自社株買いはあるもののインパクトは小です。今後追加売出しの可能性も否定できず、買い材料は乏しいといえます。高く決まると公募割れも視野であり、積極的な買いは控えたいと感じます。
【サンウェルズ】
自己株式の処分と社長売出しです。
プライム市場への市場変更も同時に発表しています。
需給悪化は約11%と標準的です(毎日の出来高比でみると少なめ)。
貸株注意喚起銘柄に指定されているので、途中で売り禁になる可能性もあります。
《ポイントになる決定日の終値》
2,300円前後
《決定日以降》
2,200円前後に強めのサポートラインがあるので、そこを頼りに買いは検討できると思います。割れたら損切。但し、それ以外の買い材料自体はあまり見つからないので、安く推移しなければ無理には買わなくていいと感じます。