不動産は不労所得になります!
なんて聞いたことはないですか?
そんなに簡単に誰でも不労所得など作れるはずがありません。
どうしたら不動産が不労所得になるのでしょうか。
5分動画で解説しました。
不動産投資で不労所得を作ることは、簡単ではありません。
自己資金をほとんど使わず、不動産を購入しただけで、誰でも簡単に不労所得を作れると思いますか?
誰でも簡単にできる
という投資にまともなものはないでしょう。
それでは、どのようにして不動産で不労所得を作るのでしょうか。
私自身も、「不労所得があっていいですね」と言われることもありますが、「不労ではありません」と返します。
そこに至るまでに費やした時間と労力は膨大だったと感じています(個人的には不動産投資が大好きだったので、苦労した、とは思っていませんが・・・)。
不労所得という甘い言葉には気を付けよう・・・
—書籍より抜粋—
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サラリーマンでありながら、不動産投資で家賃収入を得て、やがては会社を辞めて不労所得で生活することを夢見ている人が沢山います。
不労所得 = 年金代わりという発想が近いかもしれません。
しかし、不動産投資は、けっして「不労」ではありません。
不労という響きは誤解を招きやすい言葉ですが、最近の新規参入者を見ていると、本当に何もせずお金が入るようなイメージが強くなっていると感じます。
当たり前ですが、手放しで安定的にお金が入ることはありません。
仕組みを整えたあとは、自動操縦で運営するという意味では不労所得ともいえますが、最初からお金を生み出す自動販売機が買えるということではないのです。
長期的に賃貸業としてやっていくことを考えると、不労ではなく受動所得の方がしっくりくるのではないでしょうか。
私は、「不労」という言葉に惑わされることなく、時間とレバレッジを生かした堅実経営を目指すべきだと思います。
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そもそも不動産投資とは計算力や数字がものを言い、法律や制度、社会の変化に 敏感な人が利益を手にする可能性が高い投資である。
最初からさじを投げるようであれば、「不動産投資をする資格はない」ととらえていただいて間違いない。
Contents
不動産投資は経営
不労所得とは、毎月入ってくる家賃だけで生活できることを指します。
確かに、毎月家賃だけが安定して入ってくるような状況が作れるのであれば、不労所得と言えるでしょう。
しかし、一部のお金持ちを除いては、ローンを使って不動産を購入します。
すると、家賃からローンなどの支出を差し引く必要があります。
その上で、不動産所得を不労所得にするのは、大変な話なのです。
そもそも、不動産投資は、投資というよりは、経営です。
勝手に資産が増えていく、というような甘い投資ではありません。
不動産投資を不労所得にするための方法。
それは、自分自身が努力することです。
努力もせず、人任せにし、不動産業者の言いなりになっているようでは、まず失敗します。
不労所得どころか、借金まみれです。
自分で行動し、努力することで、不動産投資そのものを理解する必要があります。
その上で、成功していくと、かけた労力以上のリターンが見込めるようになります。
そこまでくれば、初めて不労所得になると言えます。
なんだかよくわからないけど紹介された不動産業者から不動産を買ってみた
という次元で、不動産を不労所得化することは不可能です。
不動産投資の罠にはまって不動産業者のカモにされます。
不動産投資を上手く進めていくために必要なのは、人脈です。
良い人に巡り合い、それがかみ合うと、成功へ近づきます。
不動産投資は立派な経営!
人脈作りに時間を使う
不動産投資は、人脈だと思います。
私自身2019年現在、約13年間の不動産投資歴があります。
人脈があったからこそ、上手くやってこれたと断言できます。
良いチームワーク無しに、不動産投資で成功することはできません。
不動産投資は、仲介業者、賃貸管理会社、銀行の融資担当者、税理士など関わる人が多くなります。
全てがかみ合うことで、最高の結果を出せる投資なのです。
購入する物件とその管理を担う賃貸管理会社は、特に重要です。
どのように人脈を作るのでしょうか。
一番早いのは、近くで同じような不動産投資をしている人に近づくことです。
業者は不動産に興味のある人を食い物にしようとする可能性が高く、十分な判別が必要です。
この反面、同じ立場の投資家であれば、情報共有出来るだけでなく、有益な人物を紹介してもらえる可能性もあります。
ここでポイントになるのは、実際にある程度やり込んでいる人、ということです。
不動産を自分自身で保有し、それなりの規模で運用(1棟物件所有程度)し、出口を経験(売却)しているかです。
出口(売却)回数は、大変重要です。
不動産投資は、買って、貸して、売る、というステップを経て、初めて勝ち負けが決まります。
言い換えれば、売ってない人は、勝ったかどうかわからないのです。
不動産業者にカモられて、高値掴みさせられているだけの可能性もあります。
自分自身で多数の不動産を保有し、購入と売却を繰り返してきていないのに、不動産投資を勧めてくるような人は、まず確実に怪しいでしょう。
避けた方が良いです。
残念なことに、
数持っているからすごい!
ということもないのです。
2015年~2017年くらいは、ほとんど不正絡みですが、オーバーローンで融資を受けている人が大量に出ました。
これにより、偽物大家が誕生したのです。
3億円分の不動産を持っている!
と言っても、3億円か、下手したらそれ以上借りているような人を指します。
乏しい自己資金で不動産投資に足を踏み入れた人の多くは、成功していません。
このような不動産投資家は、自分の超過債務を埋めるべく、紹介業をやっています。
この手のタイプも、注意が必要なのです。
それではどんな人を信用すればいいの?
と思う方は以下の記事を参照願います。
人脈といっても「すごい人」を装う偽物は大量に存在するので、注意が必要だよ!
まとめ
何もせず、何も学ばないような状態で、不動産投資の成功はあり得ません。
はい!
不労所得の構築はできません。
自分で努力することでしか、不労所得の道は開けないと思ってください。
しっかりと勉強し、知識をつけた上で人脈を作る
これができないと、成功しません。
不動産投資の世界は、不労所得不労所得と言われ、勘違いされていますが、簡単ではないのです。
しかし、努力が実を結び、一度道が開けてくると、先は明るくなります。
ゆとりができ、人生の選択肢が広がります。
不動産が大変魅力的であることは、事実です。
但し、自分自身で一定の努力をし、良い人に巡り合えた場合に限ります。