この記事を書いた人
船橋寛之(ふなばしひろゆき)
1984年生まれ。
ドイツ育ちの不動産投資家。
不動産投資歴16年。
立教大学 経済学部卒。
リーマンショックの時に新卒で区分マンションを購入し、東京23区を中心に最大6棟55部屋を所有。
大和証券、大和総研に11年間勤務後、不動産コンサルタントとして独立。
現在は年間20億円以上の「非公開物件」仲介を行う。強みは「物件情報力」で、経験を活かしてセミナー講師や執筆活動にも携わる。
私生活では子供3人を育てる「ほぼ主夫」。
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株式会社トランザクションは、2025年7月22日の取締役会において、普通株式の売出しと自己株式の取得及び消却を決議しました。
本記事では、その詳細と背景、そして市場への影響について解説します。
そして最後に、過去の統計から導き出される本銘柄の価格決定日における終値を大予想します!
私は自分で計算している決定日の終値を基準に、
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Contents
株式売出しの目的と概要
トランザクションが株式売出しを行う主な目的は、株主構成の多様化と株式の流動性向上です。
これにより、TOPIX(東証株価指数)への組み入れを維持することを目指しています。
TOPIX組み入れ維持の重要性
現在、トランザクションの浮動株比率は低く、TOPIXの組み入れ基準を満たせない可能性があります。
TOPIXから除外されると、株価に悪影響を及ぼし、株主価値を毀損する恐れがあります。
そのため、今回の株式売出しは、株主価値の維持・向上に不可欠な措置と言えます。
売出しの詳細
売出し株式数は2,100,000株です。
売出人は、石川諭氏(1,550,000株)、株式会社日本政策投資銀行(500,000株)、石川智香子氏(50,000株)となっています。
売出価格は未定で、2025年7月29日から8月4日の間のいずれかの日に決定される予定です。
オーバーアロットメントによる売出しも実施され、上限は315,000株です。
野村證券株式会社が売出しを取り扱い、グリーンシューオプションも付与されます。
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自己株式の取得と消却
トランザクションは、株式売出しと同時に、自己株式の取得と消却も決定しました。
自己株式取得の概要
取得する自己株式の上限は650,000株、取得総額は19.5億円です。
これにより、資本効率の向上を目指します。
自己株式消却の目的
自己株式の消却は、発行済株式総数を減少させることで、1株当たりの価値を高める効果があります。
これにより、株主への利益還元を強化し、株価の安定化を図ります。
市場への影響と投資家の視点
今回の株式売出しと自己株式取得は、市場にどのような影響を与えるのでしょうか。
また、投資家はどのように捉えるべきでしょうか。
短期的な株価変動
株式売出しは、一時的に株式の供給が増えるため、株価に下落圧力がかかる可能性があります。
しかし、自己株式取得と消却は、株価を下支えする効果が期待できます。
中長期的な視点
中長期的に見ると、今回の施策はトランザクションの企業価値向上に貢献する可能性があります。
株主構成の多様化、流動性の向上、資本効率の改善は、企業の成長を支える基盤となります。
投資家は、短期的な株価変動に惑わされず、中長期的な視点で投資判断を行うことが重要です。
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企業戦略の妥当性と将来性
トランザクションの今回の決定は、企業戦略として妥当なのでしょうか。
また、将来性についてどのように評価できるでしょうか。
戦略の整合性
今回の株式売出しと自己株式取得は、トランザクションの成長戦略と整合性が取れています。
株主構成の多様化と流動性向上は、グローバル市場での競争力を高める上で不可欠です。
資本効率の改善は、収益性の向上に繋がり、持続的な成長を可能にします。
将来への展望
トランザクションは、今回の施策を通じて、更なる成長を目指しています。
特に、TOPIXへの組み入れ維持は、企業としての信頼性を高め、国内外の投資家からの注目度を高める効果が期待できます。
今後のトランザクションの動向に注目が集まります。
リスクと課題
今回の株式売出しと自己株式取得には、潜在的なリスクと課題も存在します。
市場環境の変化
株式市場の変動や金利の上昇など、市場環境の変化は、今回の施策の成否に影響を与える可能性があります。
売出し価格の設定
売出し価格の設定は、投資家の関心を引く上で非常に重要です。
適切な価格設定が行われない場合、売出しが成功しない可能性があります。
経営体制の強化
株主構成の変化に伴い、経営体制の強化も求められます。
新たな株主との良好な関係を築き、企業価値向上に繋げる必要があります。
見解
今回の株式会社トランザクションによる株式売出しと自己株式取得・消却の決定は、同社の長期的な成長戦略における重要な一歩と評価できます。
TOPIX組み入れ維持戦略の意義
TOPIXへの組み入れ維持は、単に株価指数に連動する投資信託からの資金流入を期待するだけでなく、企業としての信頼性向上に大きく貢献します。
特に、グローバルな投資家からの認知度向上は、今後の海外展開や資金調達において有利に働くでしょう。
資本政策の妥当性
自己株式の取得と消却は、資本効率の向上と株主還元の強化を両立させる効果的な手段です。
しかし、同時に、将来の成長投資に必要な資金を確保しておくバランスも重要です。
トランザクションが、今回の自己株式取得規模をどのように決定したのか、その根拠を注視する必要があります。
潜在的なリスクと課題
株式売出しは、既存株主の持株比率の低下を招く可能性があります。
特に、創業家である石川氏の持株比率が低下することで、経営への影響力が変化する可能性も考慮すべきです。
また、売出し価格の設定は、市場の需給バランスや競合企業の株価動向などを総合的に勘案する必要があり、慎重な判断が求められます。
株価予想と参加スタンス
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売出人メインの売出です。
創業者の売出です。
ただ、売出後もそれなりに保有数はあります。
単純な需給悪化は8.6%ほどで、最大65万株の自社株買いも発表しています。
単純計算だと2,520円前後がポイントになる決定日の終値ですが、気持ち下で決まってほしいところだと思います。
創業者の売り出しということで高く決まりすぎるとリスクはあります。
個人的には8,000株申込します。
《ポイントになる決定日の終値》
2,470円前後
《配分結果》
3,000株(申込:8,000株)
やや高く決まった印象です。最近のPOは決定日以降の成績が良く、今回も期待はしたいところです。イベントが多いタイミングなので、どちらにも振れる可能性がある点は注意が必要でしょう。
※「ポイントになる決定日の終値」は、その基準より下で決まって欲しい、というものです(貸借かつ売り禁になっていない銘柄のみ予想)。
過去の統計から予測値を出しています。
但し、普段の出来高、売出株数、地合い、その他の兼ね合いもあるため、下で決まっても安心、上で決まったら割高とも言い切れません。
PO発表日翌営業日から価格決定日までの推移も大切だったりします。
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