ソニー銀行で融資条件の変更があります。
これによりどのような変化が生じてくるのでしょうか?
融資条件変更
ソニー銀行といえば、ワンルームの提携ローンの中では最も低い金利で貸し出しをしてくれる銀行といっても過言ではありませんでした(中古物件)。
今回変更になるのは、金利です。
今までの金利は、
1.641%
でした。
これが、
1.73%
に変更されます。
金利が上がるって嫌だね・・・
大きな変更ですね。
金利上昇は借り手にとってメリットがありません。
ソニー銀行の融資条件変更における影響
金利が高くなると、以下の変化が出ます。
・毎月支払うローンの総額が増える
・元金の減りが遅くなる
ローンの支払額が増えることにより収支は悪化します。
あらら・・・
元金の減りが遅くなると、売却時に得られる恩恵が少なくなります。
良いことがないのです。
ワンルームは、じぶん銀行が年収の水準を引き上げたり、オリックスが45年融資の金利を上げたり、なにかと借り手に不都合な変更が入っています。
これは懸念です。
そのような流れになっている、ということです。
金利が上がってくると、価格の上昇は見込まれにくくなります。
年収の縛りが厳しくなり、金利も上昇傾向となると、ワンルームの価格はこれ以上上がりにくくなります。
不動産の価格は今後上がる可能性が低いんだね。
まとめ
不動産の融資は、2018年から1棟が顕著に厳しくなり、その流れは加速していて、今もなお厳しさを増しています。
緩和される兆しは見えていません。
ほとんど変化のなかったワンルームも、最近融資条件に変更が入っています。
借り手にとって厳しい変更であり、不動産参加者の数にも影響が出てくるでしょう。
今後は、他行も金利を上げてくる可能性があります。
金利が上がると収支が悪くなるので、返済比率の観点で借入上限額も減ってくることが考えられます。
いずれにせよ投資家に良いことがほとんどない変更が入ってきているという流れになっているのです。
借入可能額も減ると、不動産業者も厳しくなるね
