銀行の採用が大幅に減りました。
現在金融機関でも、大手銀行と証券は、ニーズが薄れています。
今後回復することはないでしょう。
銀行の窓口は、契約社員かアルバイトになると予想します。
アメリカではすでにそうなっています。
窓口で正社員が不要になれば、一般職は激減します。
一般職の新卒採用廃止!は目の前に迫ってきています。
インターネットが普及している現在、若者がそこまで銀行の窓口を必要としているのでしょうか。
振込はネットから、引き出しはコンビニでできます。
銀行の店舗はなくても問題ありません。
証券はどうでしょうか。
わざわざネット証券と比べて数倍以上の手数料を支払って取引するでしょうか。
しませんね。若者はみんなネット証券です。
現在大手銀行と証券は、完全に高齢者頼りです。
これからを考えると伸び代がありません。
大手銀行、証券への就職は、よく考えるべきだと思います。
今後の株価推移にも注目です。
日経平均は上がっているのに、銀行と証券の株が思ったほど伸びてこない、という事態に陥れば、それは黄色信号です。
日経新聞電子版
2018年4月22日掲載。
日本経済新聞社が22日まとめた採用計画調査(最終集計)で、銀行や保険が2019年春入社の新卒採用を大幅に減らす見通しとなった。銀行は18年春比14.4%減、保険は同9.7%減を計画する。ネットを通じた取引の普及で店舗取引が減っており、窓口職などを減らす。
企業の学生囲い込み競争は激化している(17年3月の就職合同説明会の様子)
19年春の大卒採用計画は全体で11万8230人で、18年春実績比8.5%増える。伸び率は0.2ポイント増で、4年ぶりの上昇となった。製造業が10.2%増となる一方、銀行や保険を含む非製造業は7.6%増だった。銀行の中でも大きく減らすのが37.7%減の大手行。みずほフィナンシャルグループは665人減の700人と半減する。減少数は企業別で最多だった。採用抑制と退職で、26年度までに全従業員数の4分の1の1.9万人を減らす計画だ。
三井住友銀行も153人減の650人と2割弱絞る。一般職にあたる職種を約100人に半減。出入金などのデータを全国9拠点に集め、少ない人員で業務ができる仕組みに改めているためだ。
銀行は超低金利で収益環境が厳しく、業務の電子化を進めて事務や窓口業務の採用を絞る。回答していない三菱UFJ銀行を含めた3メガバンクの19年春入社の新卒採用は前年の計約3200人から3割減る。働きやすい環境を整え、結婚や出産で辞める女性が減ったのも要因になっている。
保険ではアフラック生命保険が中途採用者との人数バランスを考慮し、56%減の約100人とする。人工知能(AI)などで事務作業の代替を進める損保大手も、あいおいニッセイ同和損害保険が18年春に増やした反動もあり、37%減らす。
主要な人気就職先の大手金融機関の採用減は、就活市場での学生の動向にも影響する。19年卒の学生を対象にした就職希望調査で、ランキング上位の常連だった大手銀が軒並み順位を落とす傾向にある。製造業など他の業種に優秀な学生が流れそうだ。